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9月27日(金)高校2年生Cαコースは、合計4回行われる神戸女学院大学・高大連携模擬講義の2回目を、本校で実施しました。
今回は、人間科学部、環境・バイオサイエンス学科の張野宏也先生にお越しいただき、2020年に起きた、モーリシャスでのタンカー事故による汚染について詳しく教えていただきました。
人道支援という観点ではなく、その事故が与える環境への影響について、より専門的な視点でお話しいただきました。
ニュースで流れた時には心配になり、その後の状況を気にしていても、直接自分たちの生活に関係がないものは、その後3年経つと、ほとんどの人は忘れているものです。しかしながら、重油
流出による環境への影響はそうはいきません。今後何十年と調査が必要だそうです。
もっと詳しく知りたいと思い、休み時間には張野先生のところに直接質問に行く生徒もいました。生徒の「学ぶ姿」を見ることができ、嬉しく思いました。
今回は、環境について、理系的側面からの学習となりました。そして3回目は、同じモーリシャスのタンカー事故について、国際関係という視点で講義をしていただきます。
同じ事柄でも見方は視点が変われば全く違った講義になるということを生徒も感じて、幅広い視点で物事を見る目を養ってもらいたいと思っています。
3回目の講義も楽しみにしています。ありがとうございました。