学校行事
新入生オリエンテーションは、いよいよ最終日を迎えました。
朝の集いでは、集合時間に誰一人遅れることなく、集まることができました。このオリエンテーションで目標にしていた『5分前行動』が実践できるようになり、生徒の成長を感じます。
朝の講話で、校長先生からお互いを大切にし許しあう『隣人愛』についてお話をいただきました。
閉講式では、生徒から施設の方へ感謝の気持ちをお伝えし、これからの中学校生活を有意義なものとする決意を表しました。
バスに乗り込み、新入生オリエンテーション最後のプログラムを行うために丹波篠山市へ移動します。
2泊3日の最後のプログラムが、窯元「やまの」での丹波立杭焼き・手びねり体験です。『丹波立杭焼き』とは、日本六古窯の一つで、独特の色と模様、素朴な風合いが魅力の陶芸です。
工房の方が分かりやすく説明してくださり、実演では鮮やかな手業に生徒たちは魅入られていました。手動のろくろを回しながら、柔らかい土をコップや器に形成します。これがなかなか難しい……。生徒たちは悪戦苦闘している様子でした。そんな中、得意な生徒が困っている生徒を助けている姿も見られました。たとえ、これから困ったことがあっても、助け合い乗り越えられる、そんな予感がします。
完成した作品は、乾燥→高台作り→素焼き→釉薬→焼成の工程を経て、約1カ月後に学校に届けられます。
午前の作業の後はお昼ご飯。桜を眺めながら仲良く身を寄せ合ってお弁当を食べました。
帰りのバス内では、疲れて眠っている生徒も多数見られましたが、全員無事に、学校に到着することがができました。
来週の火曜日より、本格的な中学校生活がいよいよ始まります。このオリエンテーション合宿で学び、感じたことを忘れることなく、これからの中学校生活に活かしてくれることを願います。