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【中学】野外活動全体集会を行いました

2024.04.24

4月24日(水)5時間目に「野外活動」の全体集会を行いました。野外活動は本校で約40年続く伝統行事。今年は6月2日からの3日間、国立淡路青少年交流の家で行います。野外活動の大きな特徴は、3年生をリーダーとした縦割り班に分かれた活動であるということ。また、野外活動の班は、6月に行われる「ダンスフェスティバル」の班を兼ねており、最上級生の3年生にとっては、今日は緊張のデビューとなりました。

   

この日のために、班長と副班長は、班の担当教員と入念に活動内容の打ち合わせを行い、準備を進めてきました。うまく言葉で想いを伝えられないこともありましたが、前に立って一所懸命に後輩たちを引っ張ろうとしている姿が印象的でした。全体集会は体育館で行われましたが、全校生徒が定刻までに整列を完了して静かに開始を待てたことが、大きな収穫でした。

全体集会では、代表リーダーの教員から野外活動の目的やプログラムなどが伝えられました。特に3学年合同での宿泊生活にあたり、「先輩が後輩に教える。先輩は背中で語る。」というメッセージが3年生に送られました。また、1,2年生には「来年を見据えて、後輩は先輩から学ぶ」ことが大切であると話がありました。全体には、あいさつや5分前行動など普段学校で実践していることを活動中も実施できるように。また、普段は自分でやっていないかもしれないが、自分の服をたたむといったことなどを通してしっかりと自立していくことを学んでほしいという思いも伝えられました。

野外活動は楽しい行事でもありますが、自然を相手に活動することで危険もあります。全体集会では私語なく最後までしっかりと話が聞けていたことが印象に残りました。

後半はいよいよ各班に分かれ、自己紹介やアイスブレイクの活動が行われました。はじめは固さの抜けないところはありましたが、終わるころには3年生たちが考えたレクレーションで笑顔があふれていました。

休憩をはさみ、6時間目はダンス練習です。3年生はあらかじめ各班のダンス曲に合わせ練習を重ねており、今日がいよいよ自分たちが教える立場に変わりました。

 

  

この春高校に進学した先輩方が昨年、自分たちにしてくれていたように、指示や言葉を選びながら各班、それぞれが工夫して1,2年生に振付を教えていきます。自信がないのか目線が下がりがちだった3年生も、後輩たちが少しずつ覚えていくことで自信となり、どんどん前を向けるようになってくる場面も見受けられました。この期間にどんどん経験値を上げ、成長してくれることでしょう。次の活動は5月1日です。今回の反省点を生かしながら、有意義な活動の時間にしてほしいと思います。