学校行事
高校2年生は12月に研修旅行があり、「イタリア研修」と「東北・北海道研修」の2つに分かれて実施されます。国外・国内にかかわらず、その事前学習として5月下旬に校外学習を行い、そこでは徳島県の大塚国際美術館と、淡路島の北淡震災記念公園の2つの場所を訪れます。
大塚国際美術館では、仁川学院のルーツでもあるイタリア(アッシジ・フィレンツェ)の絵画を中心に鑑賞するため、5月9日と16日の2回にわたり、L.H.Rの時間を使って絵画やその歴史などについての事前学習を行いました。
5月9日はコルベ講堂に全学年が集まり、美術科の教員から絵画に関する講演を聞きました。大塚国際美術館にあるゴッホ作のヒマワリに関する話や絵画の歴史などについて話がありました。さらにいくつかのワークもあり、生徒たちは絵画について楽しみながら理解を深めた様子でした。
5月17日は各クラスで活動を行いました。まず、当日回る班分けを行いました。次にその班でワークシートを用いながら、大塚国際美術館にある絵画の一覧表から気になる作品を15点ほどピックアップする作業を行いました。生徒たちは興味津々な様子で、調べながら気になる作品を題名から選んでいました。この事前に選んだ絵画を大塚国際美術館で実際に鑑賞し、分かったこと・気づいたこと・まとめたことなどをフォトエッセイにしてまとめる予定です。
12月の研修旅行が充実したものとなるよう、この事前学習を通して有意義な校外学習にしてほしいと思います。