中学入試情報
中学校の特進Ⅱコースでは、夏休みの初めに3学年合同で2泊3日の学習合宿を実施します。今年度で4回目を迎えます。その事前学習を行いました。
まず、合宿の目的と心構えを確認しました。3学年合同で行うことには大きな意味があります。上級生の取り組む姿から、下級生が学ぶものはたくさんあります。また、上級生にとっても、下級生に自分の姿を見せるという重大な使命があり、緊張感をもった活動が望まれます。
次に、合宿中の自学・自習の計画を立てました。合宿中は合計7時間の自学の時間があります。『論語』の有名な言葉「学びて時に之(これ)を習ふ、亦(また)説(よろこ)ばしからずや」とは、教わったことを自分で復習して身につけることの素晴らしさを説いています。学問の本質を捉えた言葉で、授業を受けて理解するだけで終わらず、自学することが重要です。
最後に京都散策の班行動について話し合いました。宿舎は京都の知恩院。そこを拠点に、今年度はバスや地下鉄を使って移動し、金閣寺や立命館大学の国際平和ミュージアムなどを訪れます。複雑な京都のバス路線図を利用したり、インターネットで調べたりし、散策の計画を3学年合同の班で立てました。
学習合宿は7月27日(月)から始まります。事前学習で全員が集まり、お互いに意識を高め合ったことで、実りある学習合宿になりそうです。