仁川学院中学・
高等学校

2021 年 3月 記事一覧

2021.03.16 学校行事
【中学】第57回 卒業式を行いました

3月16日(火)、中学校の第57回卒業式がコルベ講堂にて行われました。

中庭にあるソメイヨシノは、この日を待ちわびていたかのように、数輪のつぼみが昨日より開花し始めました。

 

残念ながら、猛威を振るう新型コロナウィルスの影響で、卒業式は昨年同様、規模を縮小しての実施でした。

 

午前10時、保護者や教員の拍手で迎えられ、卒業生が学級担任の先導で入場してきました。

 

卒業証書授与の場面では、担任から一人ひとりの名前が読み上げられると、返事をせずにその場で起立しました。その立ち姿はとても凛々しいものでした。。

 

卒業生代表による謝辞では、苦楽をともにした仲間、お世話になった先生、させてくれた保護者の方々に感謝の言葉が述べられました。

 

本校では、毎年その年の卒業生が思いを集め、言葉を紡ぎ卒業式に合唱するための卒業式歌を作詞、作曲しています。

今年は「ありがとう’20」というタイトルで、一緒に3年間過ごした仲間への感謝の気持ちが込められています。

この卒業式歌も残念ながら今年も合唱できませんでしたが、教員が3年間の学院生活をまとめた動画のBGMとして披露されました。この動画では入学式の様子から、行事をこなすごとに成長していく姿がはっきりと伺え、卒業生や保護者の方も涙ぐんでいました。

   

式後は教室に戻り、最後のホームルームでは、担任の先生よりお祝いの言葉と共に卒業証書が手渡されました。また、卒業生から担任の先生へサプライズの演出もあり、涙あり、笑いありの卒業式となりました。仁川学院で学んだことを存分に活かし、素晴らしい道を切り開いて行ってくれることを教職員一同願っています。

卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。

 

 

「ありがとう’20」

~令和2年度仁川学院中学校卒業式歌~

 

いま僕らは新しい道を歩き出した
ふと振り返れば溢れるほどの思い出が
僕らのこころに鮮やかによみがえる
いつもそばにいてくれたひと

嬉しいときには一緒に笑ってくれたよね
悲しいときには励まし支えてくれたね
悔しいときにもくじけずに顔上げて
いつもそばにいてくれたひと

これからの道のりは遠く果てしないけど
どんなに激しい嵐にあっても前を向いて
しっかり歩いていくから見守ってね
いつもそばにいてくれたひと

誰より信じてくれた 誰より愛してくれた
あなたがくれた大きな愛を 
ありがとう

いま僕らは歩きはじめる

 

 

 

 

2021.03.10 ニュース
【中1】ビブリオバトル~知的書評合戦~

中学1年生の国語科の授業時間で、「ビブリオバトル~知的書評合戦~」を実施しました。小学生からおとなまで、誰でも参加できる、本の紹介コミュニケーションゲームです。

 

ビブリオバトルの公式ルールは4つ。

1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。

2.順番に一人5分間で本を紹介する。

3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。

4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを「チャンプ本」とする。

 

仁川学院中学校では、毎日10分間「朝の読書の時間」で好きな本を読んでいます。また、国語・日本語の授業で「コミュニケーションスキル」の実践に取り組んでいるます。ビブリオバトルでは、その両方を融合させて実践できます。

5分という時間を気にしながら、オススメ本を手に取り、身ぶり手ぶりで紹介。本の内容を一部読んで紹介することも……。

 

ディスカッションの時間では、質問や感想、プレゼンテーションの補足など、さまざまな言葉が飛び交います。みんな自然と笑顔に。

「せーの!」のかけ声に合わせて、一番読みたくなった本を指さします。チャンプ本が決定!

しかし、これは5人グループでの予選です。

決勝は、学年全員に向けてのプレゼンテーション。心の準備をする間もなく、決勝の舞台に立つことになり、緊張している様子が伝わりました。しかし徐々に慣れてきたようで、聞き手に質問を投げかける発表者もいました。

決勝はiPadを使って投票。結果が即座に集計され、優勝者が決まりました。最後は、今日の活動について、参加する姿勢や気づいたことなどの振り返りをClassiに入力しました。

「他の人の発表を聞いて、読みたくなった」という振り返りがたくさんあり、ビブリオバトルの大きな目標が達成されたようです。

1年間の毎日の取り組みを、一つの成果として体現することができました。

2021.03.01 学校行事
【高校】第57回卒業式

令和3年3月1日(月)、晴天のもと第57回高等学校卒業式が挙行されました。

今年度は、感染拡大予防の観点から、保護者の皆様のご列席をご遠慮いただき、卒業生全員と教職員のみで実施いたしました。

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

卒業生退場の際には、胸がいっぱいになり涙する卒業生も多数見られました。3年間の思い出が一気に押し寄せてきたのでしょう。

これまでの3年間を締めくくる素晴らしい卒業式となりました。

 

記念撮影後、卒業生たちはホームルームへ向かいクラスで最後の時間を過ごしました。

 

本日ご卒業された卒業生276名のみなさん、改めておめでとうございます。これから歩んでいくみなさんの人生が素晴らしいものになりますよう、教職員一同心よりお祈り申し上げます。

卒業してからも仁川学院で培った多くのことを忘れず、頑張っていって欲しいと思います。

 

 

≪卒業生の保護者の皆様へ≫

お子様の成長を日々見守り、今まで大切に育ててこられました保護者の皆様におかれましても、特別の思いで本日を迎えられたことと思います。

お子様のご卒業を心からお慶び申し上げますとともに、様々な場面で本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

 

なお、卒業式の動画を『在校生の方へ 父母の会』のページに配信いたします。

ぜひご覧ください。

配信期間:3月4日(木)午後12時 ~ 3月10日(水)午後12時まで