4月12日と13日の2日間にかけて、新入生オリエンテーションを行いました。
本来であれば、比叡山延暦寺での宿泊行事として行っていましたが、コロナウイルス感染防止のため校内で実施しました。
1日目の始めのオリエンテーションでは、校長の永尾神父から、仁川学院の建学の精神である『和と善』について、また『仁川学院学院訓』についてのお話がありました。カトリックミッションスクールとして大切にしている心の教育について、新入生にも身近に感じられるように解説がありました。
その後、お祈りの仕方について学び、HRでは朝礼・終礼でのお祈りも始まりました。
その後、1日目は生徒部から学校生活について、規則の説明だけでなく、なぜ規則を守るべきなのかを一人ひとりで考える時間も作り、仁川学院生らしい人としてどうすべきかを教わりました。
午後はクラス対抗で大縄跳びを行いました。担任の先生からのアドバイス無しで、自分たちでメンバーや作戦を考えて30分の練習ののち記録会を行いました。2分間の記録会を2回行って合計を競いました。1位は107回飛んだ1年6組でした。1年6組のみなさんおめでとうございます。
2日目は進路部と教務部からガイダンスがありました。
進路部のガイダンスでは、卒業生を例にしながら、「自分自身が唯一無二の存在であること」「人生一度きりだから後悔しない選択をすること」を心に留めて、将来のために今できることから全力でやろうという話がありました。
教務部のガイダンスでは、カリキュラムやコースの仕組みについての説明がありました。考査だけでなく普段の授業や模試・また学校行事など様々な場面での学びを自分の力にして成長してほしいという話を聞きました。高校受験が終わったばかりの新入生ですが、高校での授業や進路について真剣に聞く姿勢が印象に残りました。
午後は体育館で、『ペーパータワー』と『マシュマロチャレンジ』という2つのゲームを行いました。どちらのゲームも高く積み上げることを目標とするものです。
各グループで試行錯誤をして、高く積み上げるため、様々なアイデアが出ていました。特にマシュマロチャレンジでは、世界記録に近づく96cmという大記録が出ました。
この2日間のオリエンテーションで、高校生活のイメージを持つだけでなく、クラスメイトと共同作業をすることで、クラスメイトとの仲も深まったように感じられます。入学式からまだ1週間しか経っていませんが、表情も柔らかくなり、いい高校生活のスタートが切れたように思われます。
明日からはいよいよ本格的に授業が始まります。新入生のみなさん、オリエンテーションで学んだことを早速実践して、有意義な高校生活を過ごしてくださいね。