仁川学院中学・
高等学校
中学校では、国語科の授業でコミュニケーションスキルを学んでいます。今回は、中1の授業の様子をご紹介します。
【課題】
あなたは、苦手な英語の試験に向けて頑張ろうと思っているけれど、最近、いろいろ用事が続いて学習がはかどりません。そんなある日、廊下でたまたま英語の先生とすれ違い、「どうだ? 勉強、頑張ってるか?」と声をかけられました。
さあ、あなたは、先生の言葉をどう認知して、どんな感情を抱きますか?
まずは、一人ひとりが考えます。それをiPadに記録。次に、グループで考えを交換します。
グループ内で、最も「なるほど!」と思った考えを1つにしぼり、全体に発表します。コミュニケーションスキルの授業は、知識や技能の修得だけでなく、実際にコミュニケーションをはかりながら納得解を導き出します。
たとえば、「先生は応援してくれてるんだ」と認知すれば、「嬉しい」「頑張ろう」という前向きな感情が生まれます。反対に、「先生は私が怠けて勉強していないと思っているんだ」と認知すれば、「悲しくなる」「腹が立つ」という後ろ向きな感情が生まれます。
今回の授業では、同じ出来事であっても、認知(捉え方)によってまったく異なる感情がうまれることを実感しました。
コミュニケーションスキル以外の授業でも、生徒同士で積極的なコミュニケーションをはかりながら、考えを深めています。
こちらは、現代文の読解の授業。同じように最初は個人で考え、それをグループで共有します。
手には問題集。なぜそう考えたか、相手に根拠を示しながら説明。ひとりで考えることももちろん大切ですが、グループで考えればより正解に近づきます。また、自分の考えを相手に伝えようと言語化することで、学んだこと、考えたことが確実に定着します。
7月11日(日)の入試説明会では、このような国語科の体験授業を行います。参加する小学生の皆さんは、初めて会う人同士でグループワークをするのは不安かもしれません。
でも、大丈夫です。グループワークに慣れた仁川学院中学校の在校生が、皆さんをサポートしてくれます。また、問題の解説も中学生が行います。
仁川学院中学校でどんな授業をしているのか、また、どんな先輩がいるのか、ぜひ授業に参加して体験してください。
★7月11日(日)入試説明会・授業体験会(←クリックするとご案内ページが開きます)
★昨年度の国語科授業体験会の様子(←クリックするとブログが開きます)