仁川学院中学・
高等学校

2021 年 7月 記事一覧

2021.07.28 学校行事
【中学】アカデミアウィーク(3日目/最終日)の様子

アカデミアウィーク最終日 728日(水)

 今日はアカデミアウィークの最終日。本日の最後は探究の中間報告会も行われました。

今朝は先生からの叱咤激励を受けて,生徒たちも引き締まった姿で午前中の授業・自学自習の時間を過ごしました。

 

午後からの中学1年生は日本語の特別講座。図書館で本の検索などについいて学びました。中学2年生も同じく日本語の講座で,こちらはディベートでした。また,中学3年生は数学の講座で円周率について学ぶ貴重な時間となりました。

   

 

そして,アカデミアウィークの最後は1学期から行ってきた探究の中間報告会。アカデミアコースのコンセプトは「課題発見型」の学びですが,1学期から「水」をテーマに武庫川でのフィールド調査をもとに問いを立て,仮説をもとに調査研究を行ってきており,その報告を兼ねた発表会です。

生徒たちは緊張しながらもしっかりと自分の言葉で発表を行い,先生や生徒からの「厳しい!?」質問にも果敢に答えてくれました。

「探究」とは何かを,言葉ではなく実際に身をもって学んできた生徒たち・・・。今日の中間報告を終えてひと回り成長したように感じます。

  

 

アカデミアウィークが終了しました。この3日間で生徒たちはそれぞれ自分にとって大切な「何か」をつかんだはず。

アカデミアウィークの終了は,ここで気づき学んだことを明日からの自分の生き方につなげていくための「スタート」です。しんどいこと,困難なことを乗り越えてこそ,また次の新しい自分に出会えます。これからのアカデミアコース生のさらなる成長を,私たち教員も全力で支えていきたいと思います。

 

【生徒たちの3日間の振り返り(一部抜粋)】

・アカデミアウィークで自学のやり方を少し理解できたので,夏休みだけでなくずっと継続してできたらなと思います。

・夏休みは,親に言われる前に自分から取り組めるように頑張ろうと思いました。二学期以降も,もっといろんなことに興味を持ち,疑問を持つことが大切だと思いました。

・これまで(中学)3年生としてあまり高校を意識しては来ませんでした。もちろん,「受験だ」とか「勉強大変だ」とかはありましたが,まだあまり実感はありませんでした。でも,今回のアカデミアウィーク(特に高校の先輩の話)でハッキリとしてきて,高校の大変さや,今やっている探究は何のためにやっているのかが少しわかりました。

・復習を重点的にしたいです。ちゃんと理解できていないところをしっかり自分に定着 させることができる夏休みにしたいです。そして,復習ができたら予習までもできたらいいなと思います。あと,家でも自学自習をできるように体に染みつけていきたいです。

 

 

2021.07.27 学校行事
【中学】アカデミアウィーク(2日目)の様子

アカデミアウィーク2日目 727日(火)

1日目はオリンピック連休明けということもあり,リズムに乗り切れない生徒たちもいましたが,昨日の高校アカデミアコースの先輩の話を聴いて,自分たちが今から実践できることを少しずつやっていこうという気持ちを強く感じた2日目となりました。

午前中のテスト,自学自習,テスト解説の時間とも,それぞれの学年の目標を意識しながら取り組んでいる姿が印象的でした。

  

 

午後の特別講座では,ふだんの授業では取り上げないような教材を先生方が用意してくださり,いつもとは違う授業内容に,生徒たちはとても喜んでいました。

2日目の目玉は「教科融合問題」へのチャレンジ。宿題で各自で解いてきた問題を,グループで共有し,解説を聴きながら答え合わせをしていきました。

教科融合問題は,教科垣根を超えた知的作業を必要とするものですが,事前の宿題はもちろん,先生の解説を熱心に聞き入っていました。

       

明日はアカデミアウィーク最終日です。各グループの探究活動の中間報告会が行われます。各学年の目標に向かって,さらに進化してくれることを期待しています。

 

【生徒たちの振り返り(一部抜粋)】

・グループで意見交換をすると,自分では気づかなかった意見が出てきて面白かった。3日目最終日も,朝から自学をして,積極的に授業に参加していきたいと思います。

・今日の日本語のテストの小説の部分の最後の問題のところに少し疑問が残りました。家でも見直そうかなと思います。

・教科融合問題のグループワークがすごく楽しかったです。班員のみんなもしっかり発言してくれて,よい話し合いができたかなと思います。

・昨日と比べて全体的に集中できたが,英語の特別講座のプリントが全然わからなくて,早くにあきらめてしまっていた。次からは,分からないからあきらめるのではなく,分からないから更に考えるようにしたい。

 

2021.07.26 学校行事
【中学】アカデミアウィーク(1日目)の様子

中学校では,アカデミアコース生全員を対象とした「アカデミアウィーク」を,本日7月26日から3日間,学内で実施しています。

7月26日(月),アカデミアウィークがスタートしました。

このアカデミアウィークは,各学年の目標に応じた鍛錬と研鑚とすることと,学年を超えた連帯意識を高めることが目的です。

本来であれば,2泊3日の合宿を実施する予定でしたが,新型コロナウイルスの影響もあり,今年度は校内で行うことになりました。

1時間目は1・2年生は復習テスト,3年生は難易度の高いテストを解くことからスタートしました。皆さん真剣な眼差しで取り組んでいました。

2時間目は自学自習を行いました。この自学自習は夏休みの宿題を解くのではなく,自分で課題を見つけて,それを克服するためのステップアップの自学です。

3時間目は1時間目に受けたテスト解説です。間違った箇所を見直して,自分ができていないところを再発見できました。

    

 

午後は特別授業からスタートです。特別授業は,普段の授業ではできない学びや発見を目的とした授業です。

1年生は覆面算,2年生は応用英語,3年生は方言の分布について考える授業を行いました。いつもと違う授業で生徒たちも楽しそうでした。

              

 

自学自習を挟んで,本日最後の授業は,卒業生講話です。高校生5名が来てくれ,中学時代の学習方法・モチベーションの上げ方・高校生活について話してくれました。

たくさん質問も出て有意義な時間になったのではないでしょうか。

       

 

アカデミアウィークは,明日も続きます。

明日も皆さんが元気で登校し,良い学びの一日になることを願っています。

2021.07.25 高校入試情報
【高校】第1回オープンハイスクールを実施しました。

7月25日に第1回オープンハイスクールを実施しました。今年度も新型コロナウイルス感染防止のため、人数を制限して生徒のみの参加となりました。

 

仁川学院のオープンハイスクールは、毎年生徒会や有志の生徒スタッフを中心に運営をしています。今年度は有志の生徒スタッフが多く、受付や校内の案内など、生徒が自分自身で考えて行動する様子がたくさん見られました。

 

 

最初はコルベ講堂にて、吹奏楽部による歓迎演奏を行いました。

 

 

その後、永尾校長による歓迎のあいさつと生徒による学校紹介を行いました。

 

 

コルベ講堂での説明終了後は、事前に申し込んでいた体験授業を受けたり、部活動を自由に見学するなど、仁川学院の高校生活を体験していただきました。

体験授業では5教科の授業を中心に行い、理科では実験を行うなど、楽しみながら学べる授業を行いました。

 

体験授業の様子

 

 

 

 

また、本校の高校入試の解説講座も行いました。本校の入試問題を通して、これからの受験勉強のアドバイスをお伝えしました。

 

 

また、本校生徒との座談会も開催しました。高校生活や部活動、受験勉強についてなど、質問や相談をする参加者がたくさんいて、熱のこもった座談会が行われました。

 

 

今回のオープンハイスクールで、少しでも仁川学院の雰囲気を感じていただければ幸いです。

参加された皆様、本日は暑い中ご来校いただき、ありがとうございました。

2021.07.17 学校行事
【高2】校外学習に行きました

7月16日(金)、高校2年生全員で、徳島県にある大塚国際美術館を訪問しました。

今回の校外学習は、クラスの親睦を深めることはもとより、知的好奇心を高めて自分の教養の幅を広げることを目的としています。

本来は世界各地に行かないと見ることができない美術作品がたくさん展示されており、実際に触ることもできるため、生徒たちは事前に調べていた作品を中心に数多くの名画にじかに触れながら、それぞれの感性で堪能していました。

自分で調べたものにイヤホンガイドでの学びを加え、芸術や文化についての知識も増えたように感じられます。作品の前で友人と感想を話し合っている様子が印象的でした。

  

  

 

特にシスティーナ礼拝堂(バチカン)の複製スペースでは、絵画だけでなくその場所の壮大さに息を飲む生徒が多く、教会と同じように厳粛な姿勢で過ごしていました。

  

 

また、昼食やバスではクラスメイトと楽しく過ごしていて、学びながら級友との仲を深められたように思います。

  

 

校外学習を通して、一層クラスの関係性が高まったように感じられます。

今後の学校行事においても、全員で楽しみながら素晴らしいものにしてくれることを楽しみにしています。

2021.07.17 学校行事
【高1】アドベンチャープログラムを行いました

7月16日に高校1年生を対象に、アドベンチャープログラムを実施しました。

クラスごとにチームビルディングなどの体験型研修を行いました。

 

始めはアイスブレイクとして、少人数でのアクティビティから始まりました。

① 会話だけで同じ絵を描こう

② じゃんけんで負けたら開脚

 

その後、少人数での取り組みから徐々に人数を増やして、クラスメイトで競い合ったり、クラス全員で協力して一つの課題に取り組んだりしました。

① 協力して積み木を持ち上げよう

 

② フラフープくぐり競争

 

③ 会話だけで絵本を完成しよう

 

 

様々な取り組みを行ううちに、みんなで協力するために、コミュニケーションをとることや、失敗したときの振り返りをして次に改善するようになり、普段の授業では見られない表情や姿がたくさん見られるようになりました。

 

振り返りの様子

   

 

アドベンチャープログラムを通して、集団で協力するために必要なことや、自分がどのような役割を担うべきかなど、一人ひとりが自分の課題に気づくことができたのでないかと思います。

今回の経験が、今後の学校生活や進路についての考え方など、様々な場面で活かされることを期待しています。

2021.07.01 学校行事
【中1】授業でコミュニケーションを!(授業体験会へのお誘い)

中学校では、国語科の授業でコミュニケーションスキルを学んでいます。今回は、中1の授業の様子をご紹介します。

【課題】

あなたは、苦手な英語の試験に向けて頑張ろうと思っているけれど、最近、いろいろ用事が続いて学習がはかどりません。そんなある日、廊下でたまたま英語の先生とすれ違い、「どうだ? 勉強、頑張ってるか?」と声をかけられました。

さあ、あなたは、先生の言葉をどう認知して、どんな感情を抱きますか?

まずは、一人ひとりが考えます。それをiPadに記録。次に、グループで考えを交換します。

グループ内で、最も「なるほど!」と思った考えを1つにしぼり、全体に発表します。コミュニケーションスキルの授業は、知識や技能の修得だけでなく、実際にコミュニケーションをはかりながら納得解を導き出します

たとえば、「先生は応援してくれてるんだ」と認知すれば、「嬉しい」「頑張ろう」という前向きな感情が生まれます。反対に、「先生は私が怠けて勉強していないと思っているんだ」と認知すれば、「悲しくなる」「腹が立つ」という後ろ向きな感情が生まれます。

今回の授業では、同じ出来事であっても、認知(捉え方)によってまったく異なる感情がうまれることを実感しました。

コミュニケーションスキル以外の授業でも、生徒同士で積極的なコミュニケーションをはかりながら、考えを深めています。

こちらは、現代文の読解の授業。同じように最初は個人で考え、それをグループで共有します。

手には問題集。なぜそう考えたか、相手に根拠を示しながら説明。ひとりで考えることももちろん大切ですが、グループで考えればより正解に近づきます。また、自分の考えを相手に伝えようと言語化することで、学んだこと、考えたことが確実に定着します。

7月11日(日)の入試説明会では、このような国語科の体験授業を行います。参加する小学生の皆さんは、初めて会う人同士でグループワークをするのは不安かもしれません。

でも、大丈夫です。グループワークに慣れた仁川学院中学校の在校生が、皆さんをサポートしてくれます。また、問題の解説も中学生が行います。

仁川学院中学校でどんな授業をしているのか、また、どんな先輩がいるのか、ぜひ授業に参加して体験してください。

★7月11日(日)入試説明会・授業体験会(←クリックするとご案内ページが開きます)

★昨年度の国語科授業体験会の様子(←クリックするとブログが開きます)