仁川学院中学・
高等学校

2022 年 7月 記事一覧

2022.07.14 学校行事
【中学】鑑賞教室を実施しました

7月14日(木)、コルベ講堂で鑑賞行事を行いました。

本校では毎年様々な劇団やグループなどを招待して、本物の舞台芸術を鑑賞しています。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの実施となりましたが、今年度は落語の鑑賞会を実施しました。

落語とは江戸時代に成立したと言われる「落ち」がある「はなし」の事です。江戸を中心として成立してきた江戸落語と、本日鑑賞した関西で京都・大阪を中心とする上方落語があります。

ほとんどの生徒が初めて落語を体験するということもあり、はじめに出囃子や舞台上の道具の使い方などについての解説をしていただきました。

少し身構えて座っていた生徒達でしたが、「マクラ」と呼ばれる小咄を体験して盛り上がった後、露の瑞さんによる「時うどん」、桂三四郎さんによる創作落語「かずとも」という演目を鑑賞して会場は笑いに包まれました。

 

休憩を挟んで、林家二楽さんによる「色物」という落語の合間の講談以外の芸を披露していただきました。紙とハサミだけを使って形を作る「紙切り」という芸で、生徒からのリクエストにも即興で応えていただきました。

最後に笑福亭岐代松さんの「田楽喰い(ん廻し)」という演目では、多くの生徒が食い入るような視線のなかで、落語の世界を堪能していました。最後には盛大な拍手と共に、生徒会役員が花束を贈りました。

 

 

鑑賞後には「今まで落語を聞いたことがなく、難しそうと思っていたけど、とても楽しくて落語に興味を持ちました」というような言葉が生徒から聞こえてきました。これを機に、様々な舞台芸術に興味を持って積極的に触れてほしいと思います。

2022.07.13 学校行事
【高校】鑑賞教室を実施いたしました。

7月11日(月)、西宮アミティベイコムホールにて、鑑賞教室を実施いたしました。

今回、鑑賞させていただいたのは、「山口晃司・三味線band✖️ヒューマンビートボックス・YOUBOX✖️ドラムス・須崎貴裕✖️キーボード・IKKI」の方々。三味線奏者である山口晃司さんを中心に据えたバンドで、三味線を用いた古典的な民謡はもちろんのこと、ポップスやバラードを織り混ぜた多彩な曲の数々を演奏してくださいました。このメインである三味線の演奏に彩りを添えてくださったのが、ヒューマンビートボックスのYOUBOXさん、ドラムスの須崎貴裕さん、キーボード奏者のIKKIさんたちです。三味線という伝統的な楽器にこれらの現代的な楽器が混ざると、全く新しい音楽の世界が出来上がるのだと、本当に感心した次第です。生徒たちも新しく、そして圧倒的なパフォーマンスに、あっという間に魅了されていきました。

 

 

 

 

公演の途中で、三味線とヒューマンビートボックスの体験講座も実施していただきました。どちらも生徒たちにとっては初めて触れるものだったと思いますが、大勢の前で演奏するという経験は、とても貴重なものになったのではないかと思います。

 

 

 

盛りだくさんの、あっという間に過ぎ去った90分の公演でした。

 

 

 

 

今回、このイベントを通じて、改めて音楽の楽しさ、そしてこうした鑑賞体験の大切さを身に染みて感じました。

 

 

コロナの影響により、この行事も2年間実施することができませんでした。3年ぶりに実施した今回は、高校生全員にとって初めての鑑賞教室となりました。発声は禁止、手拍子と拍手だけで参加するといった制約がありながらも、生徒たちは非日常の中で貴重な時間を存分に楽しんでいたように思います。

今回の鑑賞教室が、生徒たちにとっての大切な1ページとして心に残ってくれたらと願っています。

2022.07.12 ニュース
【中学】「人権」を学び考える

 H.R.では定期的に人権学習に取り組んでいます。

 まずは、「人権ってなに?」というそもそも論から……。

 

 全国中学生人権作文コンテスト入賞作を読んで、考えます。今回のテーマは「リスペクト アザース(他者を尊重する)」。両親が日本人ながらもアメリカのサンディエゴで生まれて、10歳半まで過ごした中学3年生の作文です。

 作文を元にした動画も参考に。

 「リスペクト アザース」は、サンディエゴの保育園や幼稚園、小学校に通っている間、先生たちから何度も聞かされた言葉。サンディエゴには、いろんな人種の人がいます。トラブルが起こったときに、必ず先生は「リスペクト アザース」と言って反省を促しました。

 しかし、作者が日本の小学校に通い始めたとき、そこには「リスペクト アザース」の世界はないと感じました。どういうところからそう感じたのでしょうか。

 そして、今後「リスペクト アザース」の世界を作りあげるために、自分ができることは何があるでしょうか。具体的に考えました。

 今回はテーマをひとつにしぼりましたが、もちろん人権学習はこれだけではありません。夏休みの課題で、人権作文を書きます。その作文には、いろんな観点からの人権について考えたことを表現していきます。

 「人権学習」と銘打って時間を割かなくても、学校生活、そして社会生活において、毎日が人権について考えていく機会の連続です。普段はあまり意識していませんが、この夏休みには、作文を通してしっかりと「人権」に向き合ってほしいと願っています。

2022.07.10 中学入試情報
【中学】第1回入試説明会を実施しました

7月10日(日)、令和5年度の第1回入試説明会を実施しました。

多くの受験生と保護者の皆さまにご来校いただき、誠にありがとうございました。天候が心配されていましたが、昨日からの大雨も早朝には上がり、説明会が進むにつれて少しずつ太陽が顔をのぞかせてきました。

     

まず始めは、コルベ講堂にてパイプオルガンによる歓迎演奏です。そして学校長挨拶に続き、生徒会の生徒による学校生活の説明や、本校の教育システムやカリキュラムの説明をさせていただきました。

その後、校内・施設の見学をしていただきました。途中、生徒会の生徒による学校行事のプレゼンもご覧いただきました。

 

また、事前に申し込まれていた受験生には、社会の授業を体験していただきました。授業では3~4人のグループに分かれ、与えられた課題について意見を交わしながら問題を解決していきました。最初は緊張した様子でしたが、アシスタントを務めた本校の生徒と一緒に、授業が進むにつれ活発に楽しんで活動していました。実際の中学校での授業の雰囲気を感じていただけたと思います。

 

最後になりましたが、本日はお足元が悪い中ご来校いただき、誠にありがとうございました。

下記の日程で、オープンスクール・入試説明会を実施いたしますので、ご来校をお待ちしております。

 

今後のオープンスクール・説明会・行事のご案内(事前の予約が必要です)

第2回オープンスクール        8月27日(土) 9:00~12:00

第2回個別相談会・学校見学会  9月13日(火)~15日(木)

第2回入試説明会          10月15日(土) 9:00~12:00

第3回個別相談会・学校見学会 11月 7日(月)~ 9日(水)

プレテスト             11月27日(日) 8:00~12:00

第3回入試説明会          11月27日(日) 9:00~11:00

入試個別相談会           12月10日(土) 9:00~12:00

2022.07.04 ニュース
【中学】考査1週間前の放課後 3か所のLearning Spaceで

 中学校では生徒達が主体的に学ぶ場所として、放課後の時間にLearning Spaceを開放。平常は週3回ですが、定期考査の1週間前は規模を拡大し、連日学ぶ場所を提供しています。

 カルティベーションコースは希望者が、アカデミアコースは全員が参加します。自分の学習スタイルに合わせて選べる場所は3か所。

 ローゼンバイゲルホールは、仲間と相談しながら学習できる部屋。わからないところは助け合い。大勢の生徒でにぎわいます。

 仲間と相談してもわからない問題は先生の出番です。また、大学生のメンターさんも常駐し、質問対応だけでなく、どうやって英単語を覚えたらいいかなど学習方法まで親身になってアドバイスをします。

 次にご紹介するのは、4階のラウンジ。広々とした空間を望む生徒は、この場所がお気に入りの様子。こちらも、仲間と相談して学習OKのスペース。

 最後に、相談なしで、自分1人で集中して学習したい人はこちらの教室。黙々と75分間、集中力を切らさずに没頭。毎日この教室を選ぶ生徒もいました。

 さあ、いよいよ10教科(アカデミアコースの2年生・3年生は11種類)の期末考査が始まります。1週間、Learning Spaceで培った力が、テストの結果となって表れることでしょう。

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