窓の外が夕闇に沈む11月の終わり。2学期期末考査を前日に控えた中学校の放課後は、自習する生徒がたくさんいました。

　一人で集中して学習するスペースと、仲間で相談しながら学習するスペースがあります。

　「この問題はどう考えたらいいの？」お互いに教え合い、高め合っています。

　問題を出し合って理解度をチェックしたり、大学生の学習メンターや教員に質問したり……。

　この日は、実に中学校全体の約半数の生徒が放課後に校内で自習していました。

　仁川学院中学校では、生徒が自ら学ぶ力を育めるように、放課後の時間もサポートをしています。

前団：１２月４日（日）～１２月８日（木）

後団：１２月５日（月）～１２月９日（金）

研修旅行の様子は、このブログで発信いたします。

11月27日(日)、令和5年度中学入試プレテストと第3回入試説明会を実施しました。

プレテストは、1月に行う入試本番の流れで実際の入試と同じレベルの問題を受験します。朝早くから、中学入試まで残り２か月に迫った多くの６年生が、本校に集まってきました。その表情からは熱気・やる気・緊張感がひしひしと伝わってきました。

コルベ講堂で受付を済ませた後、試験会場である中学校舎へ移動しました。

試験前の待機時間から引き締まった空気が漂い、注意事項も真剣な表情で聴き、試験に備えていました。

そして午前8時半から国語、算数、選択教科（理科・総合）の3教科のテストを実施し、受験生達は一生懸命問題に取り組んでいました。

またプレテストの試験時間中には、保護者の方を対象に入試説明会をコルベ講堂で実施しました。今回、プレテストを受験している6年生の保護者の方だけでなく、4年生、5年生の保護者の方も来られるなど、多くの方に出席して頂きました。

プレテストが終わり、受験生が保護者の方が待っているコルベ講堂に戻ると、緊張から解放され安堵の表情が見受けられました。

 今回受験したプレテストの答案・試験結果等は、11月29日（火）に発送予定です。

また12月10日（土）には、9:00から入試直前相談会を実施いたします。その際、プレテストの結果をお持ちいただいて教科ごとの質問、ご相談もさせていただきます。奮ってご参加ください。

改めまして、本日お越しになられた児童、保護者の皆様、ありがとうございました。

※入試直前相談会には、プレテストを受験されなかった方もご参加いただけます。どうぞお気兼ねなくご来校ください。

令和４年１１月２６日（土）、本校にて第４回入試説明会を行いました。

小雨が降り少し肌寒さを感じる中、多くの受験生と保護者の皆様にご来校いただきました。

誠にありがとうございました。

コルベ講堂にてパイプオルガンによる歓迎演奏をお楽しみいただいた後、学校長の挨拶、本校の教育理念、学校生活、そして入試の説明を行いました。

説明の後、グループに分かれて校内の施設見学を行いました。

１１月も残りわずかとなりました。

受験生の皆さんが、引き続き受験勉強に取り組めるようお祈りしております。

次回の入試説明会は１２月３日（土）です。

令和４年１１月１９日（土）、本校にて第３回高等学校入試説明会を実施いたしました。

吹く風に冬の訪れを感じますが、暖かい日差しが降り注ぐ中、多くの受験生と保護者の皆さまにご来校いただき、誠にありがとうございました。

もうすぐ仁川学院によって大切な月である１２月、クリスマスがやってきます。

最近では、生徒会とボランティアの生徒達が、毎日下校時刻間際までイルミネーションやリース、ツリー等を飾り付けてくれています。

説明会は、コルベ講堂にてパイプオルガンによる歓迎演奏、学校長挨拶、そして本校の教育と入試についての説明をさせていただきました。

説明会の途中には、在校生２名の“生の声”をお届けしました。

説明終了後は数グループに分かれ、本校教員と在校生とで校内の施設見学へご案内いたしました。

２学期も残り少なくなりました。受験生の皆さん、より一層受験勉強へ全力を尽くしてください。

この秋から冬にかけての頑張りが、皆さんの可能性を更に広げるものになるよう、心より応援しています。

次回の入試説明会は１１月２６日（土）１０時～１２時です。

１１月１７日（木）、中学３年生を対象に「職業講演会②」を実施しました。

７つの事業所の方にご来校いただいた１１月４日（金）実施の職業講演会に引き続き、本日は読売テレビから平松翔馬アナウンサーに講演をしていただきました。

アナウンサーの仕事内容のほかに、普段テレビの画面で見えていないところでは、基本の発声練習や情報収集などの努力をしっかり行っていると話していました。また、画面に映っている数名の映像を届けている裏側では、何十人もの人が裏側で関わってサポートしているので、協力が大切だとも伝えられました。

本日で、９月から始まったキャリア教育も終了です。様々なことを調べ、話を聞いていく中で、生徒たちの職業観も少しずつ変化していったと思います。

今回の活動をもとに、高校進学やその先の生き方、自分の夢についても考えを深めていってほしいと思います。

ご協力いただいた事業所の皆様、お忙しい中、大変貴重な時間をつくっていただきまして、誠にありがとうございました。

11月11日(金)、高校2年生Cαコースの生徒を対象にした、神戸女学院大学との「高大連携講義」第4回目を実施しました。第1回は神戸女学院大学へ、第2～4回は本校での実施です。

今回は、文学部英文学科・奥村キャサリン先生による「多文化化する日本：翻訳を通して文化的アイデンティティを考える」というテーマの講義を受けました。

実際に話される英語を日本語に翻訳するという作業に挑戦しましたが、やはり直訳するだけではニュアンスが伝わりません。その言葉が話される国の文化的背景を理解した上でうまく伝わるように訳すということの難しさと、上手く訳せた時の達成感を感じ、非常に充実した時間となりました。

文学・言語学・国際関係・翻訳というさまざまな領域の授業でしたが、共通していることは、その分野の理解はもちろんのこと、専門的な学習を通じて他者との関係を理解し、大切にする姿勢を学ぶことであったように思います。大学での学びがますます楽しみになる4回の授業となりました。

神戸女学院大学の先生方、このような機会をいただき本当にありがとうございました。

　仁川学院中学校のアカデミアコースには「探究」の授業があります。昨年までは3学年合同で実施していましたが、今年度は1・2年生を「探究基礎」、3年生を「アドバンスト探究」と位置づけました。

　これまで培った手法を生かし、自分の興味・関心に関連する書籍を読み、探究する課題を見つけ、仮説を立て、アンケートをとり、様々な観点から分析して探究を進めています。

　今日はその中間発表会です。しかも、高校2年生の探究発表会と合同で開催しました。

　本番直前の最終リハーサル。このときにはまだ聴衆はいません。

　発表時間が近づくと、中学生や高校生、さらには保護者の皆さんも集まってきました。一気に緊張感が高まります。

　アンケートは結論に近づけるための大切なデータです。わかりやすくするためにグラフや表にまとめ、分析しました。

　台本をただ読むだけでなく、身振り手振りのジェスチャーを加えたり、聴衆の表情を見ながら言葉を付け足したり。

　発表の後は、質疑応答の時間。その中から今後を考える貴重なお話もありました。

　今回の中間報告を踏まえて、中学3年生は、これから論文にまとめていきます。

　中学1・2年生は、中学3年生と高校2年生の発表を見て、自分たちの将来像を描けたようです。

　令和四年１１月５日（土）、本校にて第２回高等学校入試説明会を実施いたしました。晩秋の清々しい気候の中、多くの受験生と保護者の皆さまにご来校いただき、誠にありがとうございました。

　まず始めに、コルベ講堂にてパイプオルガンによる歓迎演奏を聴いていただき、学校長挨拶に続き、本校の教育と入試の説明をさせていただきました。説明終了後は、グループに分かれ、校内の施設見学へとご案内いたしました。

　季節は「実りの秋」本番を迎えています。受験生の皆さんのこれまでの頑張りの下にも豊かな実りがありますように、お祈りしています。次回の入試説明会は１１月１９日（土）１０時～１２時です。

 絶好の行楽日和に恵まれた１１月４日(金)。中学１年生の校外学習を京都嵯峨野地区、嵐山周辺で行いました。新型コロナウイルス蔓延防止策としての移動規制緩和に伴い、外国人観光客や一般客。そして学校行事での学生団体も多く、賑わいを取り戻した京都の地で、秋を満喫してきました。

この校外学習では、古都・京都の散策を通し歴史や文化財への興味を深めるほか、事前・事後の学習を通し、班別活動で「協働」「協力」といった、将来必要なスキルを身につけるトレーニングを行います。また、次年度の研修旅行の予行演習も兼ねており、ちょうど一年 後、生徒たちは遠く離れた長崎の地で、班別自主研修に臨むこととなります。

現地集合、現地解散となる校外学習。生徒たちは各家庭からまず阪急電車桂駅を目指します。徒歩で嵐山公園中之島地区に集合すると、さっそく班に分かれ活動開始です。ここから先は、京福電鉄嵐山線、通称「嵐電（らんでん）」をつかいながら、あらかじめ計画したルートをたどっていきます。長崎市内での移動も路面電車を活用することとなりますので、まさに予行演習としてふさわしいと言えます。

さて、携帯電話・スマートフォンが当たり前の世の中となり、道案内も自分の端末で済ませられる現代ではありますが、今回は観光マップを用い、あえて不便を体感させながらの移動です。国宝「弥勒菩薩像」を安置する「広隆寺」、「石庭」で有名な「龍安寺」の2つのチェックポイント以外は、班で訪問先を決定。それらの歴史や見学のポイントなども調べ、昼食も含めて時間通りに回れるように計画を立ててきました。

慣れない場所での活動ですが、班員同士が声を掛け合ったり、気配りをしながら散策する様子が各所で見受けられました。チェックポイントの教員を見つけると、たどり着いた安心感からか思わず手を振り、笑顔を見せる子もいました。

計画通りに活動できた班だけでなく、時間が足りず訪問先を減らした班や、集合に間に合わない班もありましたが、最終的には全班無事に、出発点でもあった嵐山・中之島公園にたどり着きました。

散策中に各班で撮影をした画像は、「フォト＆キャッチコピーコンテスト」として、事後学習での京都の魅力を伝えるプレゼンにつなげていきます。中学生目線でどのようなフォトジェニックな作品に仕上げるか、楽しみにしていたいと思います。