仁川学院中学・
高等学校

2022 年 11月 記事一覧

2022.11.04 学校行事
【中学】職業講演会を実施しました

11月4日(金)、中学3年生を対象に「職業講演会」を実施しました。

キャリア教育の一環としてコロナ前は「職場見学・体験会」として、ご協力いただける事業所に生徒が伺っていました。そこで直に社員の方々が働く様子を見たり、体験しながら仕事内容を教えていただくことで、より早い段階から生徒たちに将来の進路を意識させています。

しかし本年度は新型コロナの感染予防の観点から、大勢で事業所にお伺いするのを控え、事業所から講師の方にご来校いただき、実際の仕事内容や仕事をするうえで意識していることなどを、スライドや写真などを用いながらお話していただきました。

実施にあたっては、生徒たちが事前に希望書類を提出し、数週間にわたる事前学習をすすめていきました。今回は、7つの事業所にご協力いただき、生徒は7か所に分かれてそれぞれの事業所の講演を聴きました。

講演では、普段見ることのできない仕事の裏側や、苦労した経験や仕事のやりがいなどを教えていただき、働くことの厳しさや大変さを知る良い機会になったようでした。

次週のHRでは事後学習として、今回お話していただいた内容をまとめた壁新聞を作成します。できあがった壁新聞はラウンジに張り出し、講演を聴けなかった事業所についても理解を深めていけるようにします。

 

今回の講演をもとに、高校進学やその先の生き方についても考えを深めていってほしいと思います。

ご協力いただいた事業所の皆様、お忙しい中、大変貴重な時間をつくっていただきまして、誠にありがとうございました。

 

≪ご協力いただいた事業所一覧≫

☆マリアの園幼稚園

☆西宮市消防局瓦木消防署

☆トヨタカローラ神戸

☆株式会社JTB

☆ミズノ株式会社

☆社会福祉法人 晋栄福祉会 宝塚ちどり

☆鉄道事業者

2022.11.04 長崎研修旅行
【中学】研修旅行3日目 ハウステンボスで思い出作り

 昨日よりも30分早めの6:00起床。さすがに家を離れて3日目、疲労からかなかなか起きられなかった様子です。

 それでも朝食を食べると、エネルギーがわいてきました。

 退館式で生徒代表が宿舎の方にお世話になったお礼を伝えました。宿舎の方からは「また将来、この宿に泊まってください」というお言葉をいただきました。

 バスに乗って1時間あまり。長崎市から佐世保市に移動し、ハウステンボスに着きました。

 ハウステンボスは、日本最大の広さを誇るテーマパークです。とにかく広い!

 端から端まで歩き通すのはなかなか困難です。前日に配布された園内マップを見て、班ごとに行きたいところを計画的に回ります。

 風車や花畑などオランダの街を再現したのがハウステンボス。それだけではなく、近年ではバーチャルリアリティーを使って楽しむアトラクションなど、新しい技術もどんどん導入されています。

 研修旅行をしめくくる最終日。4時間半ほどの短い時間ではありましたが、記憶に残る1日となったのではないでしょうか。

 長崎空港の解団式で、校長先生から「平和のために何ができるか、これからも学んで考えていきましょう」とお話がありました。そして、3日間お世話になった添乗員さん、看護師さん、写真室の方に生徒代表が感謝の言葉を述べました。

  

 仁川学院中学校の研修旅行は、クラスを超えた班で活動をします。同じ学校にいながらもあまり話したことのない同級生と交流する良い機会でした。新しい仲間のつながりができる貴重な時間になりました。

 新型コロナウイルスの第8波が懸念される中、大きく体調を崩す生徒がなく活動できたことが一番です。来週からの事後学習では、今回の学びをまとめます。

2022.11.03 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行2日目 長崎を観る・学ぶ・味わう

 昨夜は22時に就寝、今朝は6時30分起床。規則正しい生活を送ることで、研修旅行中の健康が保たれます。先生方が起こさなくてもほとんど全員が6時30分までに目を覚ましていました。

 仁川学院の朝は、いつでもお祈りからスタートです。

 2日目は長崎市内フィールドワークで、約8時間、街歩きをします。朝食でエネルギーを蓄えます。

 事前学習で考えた行程表を手に、長崎市内へ出発!

 大浦天主堂は、潜伏キリシタン発見の地。

 二十六聖人は、長崎市の西坂で殉教しました。

 江戸時代の鎖国政策の中、唯一西欧とのつながりがあった出島。

 妻を亡くし、自らも被爆して原爆症で苦しめられながらも、放射線科の医師として被爆者の診察を続けた永井隆博士。その永井博士が、死を迎える日まで過ごした如己堂。その隣には記念館があります。

 長崎は「観る」「学ぶ」のほかに「味わう」こともたくさんできます。

 新地中華街でちゃんぽんや角煮まんじゅう、皿うどんなどに舌鼓。

 西九州新幹線の開業で、新しいお店がたくさんオープンした長崎駅。

 道中ではお土産選びにも余念がありません。

 「味わう」のは食べ物だけではありません。市民の生活の足となっている路面電車、坂と階段だらけの道、異国情緒あふれる町並み。

 ふだんの生活圏とは異なるものを、五感を使って「味わう」のが旅の醍醐味です。

 宿舎に帰って、夕食。歩き回ってお腹が空きました。

 入浴を挟んで、クイズ大会。これは、長崎市内フィールドワークで学んだことの復習問題です。

 班行動中、しおりに記録していたメモや各施設でもらったパンフレットを参考に班で答えを考えます。司会と出題も生徒です。

 成績上位3チームには賞品が授与されました。

 かつて日本に、信仰の自由が奪われた時代があったこと、そして原爆で罪のない多くの人が犠牲になったこと。自由と平和が保障される世の中がいかに大切であるか、この研修旅行を契機に考えてほしいと願っています。

2022.11.02 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行1日目 キリスト教布教と原爆の歴史

 週間天気予報では季節外れの台風の影響が心配されましたが、状況が好転して旅行期間中の全日程を太陽の恵みの下で過ごせそうです。

 新幹線の新神戸駅に朝7:30という早い集合時刻でしたが、全員が遅れることなく集いました。順調なスタートです。

 出発式はお祈りと生徒代表の挨拶から始まりました。また、研修旅行で学ぶ目的を校長先生から伺いました。

 長崎までは、新幹線のぞみ、特急リレーかもめ、そして開業したばかりの西九州新幹線かもめと3本の電車を乗り継ぎます。

 特急の車内で昼食。お腹が満たされて活力がわいてきました。

 いよいよ長崎駅に到着。

 ここからは貸切バスに乗って聖母の騎士修道院へ。仁川学院の礎となった地で、神父様からお話を伺いました。

「長崎は原爆が落とされた最後の地にしないといけない」――つまり、これ以上、原爆を使わせないように、世界の平和を祈り、対話で解決していくというお話でした。

 その後、原爆資料館、そして爆心地、平和記念公園を見学しました。

 原爆で命を落とした人へ思いをめぐらし、追悼しました。

 今回の宿舎は長崎駅からすぐのところにある、長崎ホテル異邦館です。

 バスガイドさんによると、長崎の食事は「わからん」。わ(和食)・か(中華)・らん(オランダ)というシャレです。こちらの宿舎の食事も「わからん」、そしてボリューム満点! みんな満腹です。

 最後は全員でお祈りを唱え。終わりました。

 1日目の活動はここまで。明日は、長崎市内のフィールドワーク。5~6人の班で、長崎をたっぷり味わいます。

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