昨夜は22時に就寝、今朝は6時30分起床。規則正しい生活を送ることで、研修旅行中の健康が保たれます。先生方が起こさなくてもほとんど全員が6時30分までに目を覚ましていました。
仁川学院の朝は、いつでもお祈りからスタートです。
2日目は長崎市内フィールドワークで、約8時間、街歩きをします。朝食でエネルギーを蓄えます。
事前学習で考えた行程表を手に、長崎市内へ出発!
大浦天主堂は、潜伏キリシタン発見の地。
二十六聖人は、長崎市の西坂で殉教しました。
江戸時代の鎖国政策の中、唯一西欧とのつながりがあった出島。
妻を亡くし、自らも被爆して原爆症で苦しめられながらも、放射線科の医師として被爆者の診察を続けた永井隆博士。その永井博士が、死を迎える日まで過ごした如己堂。その隣には記念館があります。
長崎は「観る」「学ぶ」のほかに「味わう」こともたくさんできます。
新地中華街でちゃんぽんや角煮まんじゅう、皿うどんなどに舌鼓。
西九州新幹線の開業で、新しいお店がたくさんオープンした長崎駅。
道中ではお土産選びにも余念がありません。
「味わう」のは食べ物だけではありません。市民の生活の足となっている路面電車、坂と階段だらけの道、異国情緒あふれる町並み。
ふだんの生活圏とは異なるものを、五感を使って「味わう」のが旅の醍醐味です。
宿舎に帰って、夕食。歩き回ってお腹が空きました。
入浴を挟んで、クイズ大会。これは、長崎市内フィールドワークで学んだことの復習問題です。
班行動中、しおりに記録していたメモや各施設でもらったパンフレットを参考に班で答えを考えます。司会と出題も生徒です。
成績上位3チームには賞品が授与されました。
かつて日本に、信仰の自由が奪われた時代があったこと、そして原爆で罪のない多くの人が犠牲になったこと。自由と平和が保障される世の中がいかに大切であるか、この研修旅行を契機に考えてほしいと願っています。