仁川学院中学・
高等学校

2022 年 12月 記事一覧

2022.12.21 学校行事
【高校】2学期終業式を行いました

本日、2学期の終業式を行いました。今回もZOOMを使い、各ホームルーム教室でオンラインで実施しました。

 

校長先生からは、「3年生は大学受験や次の進路に向けての準備、1・2年生は次年度に向けて計画的に過ごしてください。この1年、一緒に過ごした周りの人に感謝して新年を迎えてください」というお話がありました。

続いて、部活動や校内の小テストなどの表彰を行いました。今学期も部活動や校内での活動を含め、様々な場面でたくさんの生徒が大いに活躍しました。

その後、12月初旬からオーストラリアから短期留学に来ている留学生からのあいさつがありました。今年度から本校での留学プログラムも再開し、海外からの留学生も受け入れられるようになりました。残り少ない期間となりましたが、本校の生徒とたくさんコミュニケーションを取り、日本語だけでなく日本の文化や人の温かさを感じて欲しいです。

最後に生徒部長から、「長期休暇中は自由な時間が多いため、時間や気持ちを切り替えるスイッチを自分で作って、有意義に過ごしてください」という話がありました。

 

その後、ホームルーム活動では、2学期の成績の返却と大掃除を行いました。自分の今学期の成績を振り返り、3学期や次年度に向けての課題を再確認しました。また、大掃除では1年間使用した校舎への恩返しとして、全員で協力してしっかり磨き上げてくれて、気持ちよく新年を迎える準備ができました。

この1年、生徒たちの頑張りがたくさん見られました。まだまだ制限もありながらの活動ではありますが、来年も更なる活躍を期待したいです。皆様、よいお年をお迎えください。

2022.12.16 学校行事
【中学】クリスマスウィークを実施しました

12月15日(木)より、クリスマスウィークが始まりました。

クリスマスとは神の御子イエス・キリストの降誕を記念する日で、神が人間に示された愛を皆で喜び、そして分かち合うときです。

本年度のクリスマスウィークのテーマは「クリスマスの祈り~いのちは人間を照らす光であった~」です。

2022年はロシアのウクライナへの侵攻が起こり、現在も続いています。母国を離れ、家族とも離れて生活する人が100万人以上いると言われています。このように自分のことばかりでなく、周りや他者に目を向け、共に喜ぶために積極的に自分のできることを実行していくことを目指しました。

 

初日には、オープニングセレモニー、ロザリオ制作、クリーン大作戦、街頭募金を行いました。

オープニングは各教室をzoomでつなぎ、このクリスマスウィークの意義を説明しました。他者への思いやりの気持ちを持って取り組むことの大切さを理解しました。

オープニング後は、学年ごとに分かれての活動です。

中1の最初の活動は、ロザリオ作成です。ロザリオとはカトリック教会において祈りの際に用いる数珠状の祈りの用具です。グループで教え合い、楽しみながら作成しました。

続いてクリーン大作戦です。いつも使わせていただいている校舎や通学路に、感謝の気持ちを込めて清掃を行いました。それぞれができる小さなことの積み重ねが、大きなことに繋がると体感することができました。

中2・3の街頭募金は、ウクライナで避難している子どもたちの支援のために、西宮北口駅や宝塚駅などで募金を呼びかけました。多くの方の温かい気持ちを受け取ることで、募金を呼び掛けた生徒たちの心も温まりました。

 

2日目には、1年間の振り返り、まごころカード作成、クリスマスミサ、祝会と続きました。

1年間を振り返って、自分は家族や友人、先生など様々な人に支えられていることを思い返し、自分を支えてくれている大切な人へ感謝の気持ちを言葉で表しました。その後、ポップアップカードと呼ばれる、2つ折りになったカードを開くと絵が飛び出すように見えるカードを作り、そこにメッセージを書き込みました。

クリスマスミサは仁川教会で行われました。ミサの厳粛な雰囲気の中、みんなでキリストの降誕をお祝いしました。ミサの中では、各クラスで集めた献金も代表者が納めていきました。

 

続いてクリスマス祝会です。ここまで、いろんな方々のことを考えながら活動してきましたが、一番身近な友達とクリスマスの喜びを分かち合いました。各学年ごとにラウンジでゲーム、ビンゴ大会をするなど、大いに盛り上がり楽しい時間を過ごしました。

 

 

クリスマスまであと1週間です。このクリスマスウィークで行ってきた、「周りの人のことを思い、行動する」の精神を学校の中だけでなく、いろんな場面で実践していって欲しいと思います。

2022.12.09 東北・北海道研修旅行
【高校】高校2年生(後団)研修旅行5日目

12月9日、いよいよ研修旅行最終日です。

本日のメインは札幌での班別研修です。白銀の世界ニセコとはお別れです。

札幌に到着する頃には雪も風も止み、自由散策日和となりました。各班まずはお昼を目指して出発します。ラーメン、海鮮丼、みんな目的の名物を食してきたようです。名所など目的の場所を班で楽しく巡りました。後は、家族・後輩・友達へのお土産を両手一杯に購入して集合です。

       

新千歳空港では解団式を行いました。5日間お世話になった添乗員さん、看護師さんへのお礼の後、研修旅行委員長の挨拶、団長の若松先生の挨拶がありました。最後には、隣の人と「ありがとう、楽しかったよ!」とお礼を言いあい和やかに終了しました。
これから予定通り大阪空港に向かいます。

 

今回、研修旅行では震災学習を行いました。いつ、何が起こるかわからない。当たり前のことは何一つないんだと学びました。私たちも研修旅行が行えたのも当たり前ではありません。今回学んだことを胸に日々の生活を大切に、人を大切に過ごして欲しいと思います。最後になりましたが、ご協力いただいた保護者の方々本当にありがとうございました。

2022.12.08 ニュース
【中学】大阪大学 出張授業

 「放射線」と言われてイメージするものは? 原子爆弾、原子力発電所の事故……、危険なものというネガティブなイメージがつきまといます。でも、実際には、毎日の生活の中で、私たちは普通に放射線を浴びているのです。

 今回は、「放射線について考えてみよう」というテーマで、大阪大学大学院の玉置真悟先生が中学生を対象に出張授業をしてくださいました。

 まずは講義。放射線とは何なのかから始まり、エックス線の発見、放射線の単位、被ばくについてなど、基礎知識を教えていただきました。

 自然界でも宇宙や地面から放射線が出ています。また、空気や食べ物にも放射線が含まれています。病院のレントゲン撮影も放射線を利用しています。このように、ごくわずかですが、日常生活で私たちは被ばくしています。

 放射線は見えないものですが、霧箱という簡単な装置を用いて,霧状の線として観察することができます。実験をして放射線が見えると、生徒から驚きの声があがっていました。

 身近な放射線について知り、また実験を通して目で見ることで、中学生であっても興味が尽きることなく、あっという間に2時間が終わりました。

 仁川学院中学校では、研修旅行で長崎を訪れます。原子爆弾の威力と恐ろしさを学びます。一方で、放射線について正しく理解することも大切です。考えを深めるための意義深い授業となりました。

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