12月15日(木)より、クリスマスウィークが始まりました。
クリスマスとは神の御子イエス・キリストの降誕を記念する日で、神が人間に示された愛を皆で喜び、そして分かち合うときです。
本年度のクリスマスウィークのテーマは「クリスマスの祈り~いのちは人間を照らす光であった~」です。
2022年はロシアのウクライナへの侵攻が起こり、現在も続いています。母国を離れ、家族とも離れて生活する人が100万人以上いると言われています。このように自分のことばかりでなく、周りや他者に目を向け、共に喜ぶために積極的に自分のできることを実行していくことを目指しました。
初日には、オープニングセレモニー、ロザリオ制作、クリーン大作戦、街頭募金を行いました。
オープニングは各教室をzoomでつなぎ、このクリスマスウィークの意義を説明しました。他者への思いやりの気持ちを持って取り組むことの大切さを理解しました。
オープニング後は、学年ごとに分かれての活動です。
中1の最初の活動は、ロザリオ作成です。ロザリオとはカトリック教会において祈りの際に用いる数珠状の祈りの用具です。グループで教え合い、楽しみながら作成しました。
続いてクリーン大作戦です。いつも使わせていただいている校舎や通学路に、感謝の気持ちを込めて清掃を行いました。それぞれができる小さなことの積み重ねが、大きなことに繋がると体感することができました。
中2・3の街頭募金は、ウクライナで避難している子どもたちの支援のために、西宮北口駅や宝塚駅などで募金を呼びかけました。多くの方の温かい気持ちを受け取ることで、募金を呼び掛けた生徒たちの心も温まりました。
2日目には、1年間の振り返り、まごころカード作成、クリスマスミサ、祝会と続きました。
1年間を振り返って、自分は家族や友人、先生など様々な人に支えられていることを思い返し、自分を支えてくれている大切な人へ感謝の気持ちを言葉で表しました。その後、ポップアップカードと呼ばれる、2つ折りになったカードを開くと絵が飛び出すように見えるカードを作り、そこにメッセージを書き込みました。
クリスマスミサは仁川教会で行われました。ミサの厳粛な雰囲気の中、みんなでキリストの降誕をお祝いしました。ミサの中では、各クラスで集めた献金も代表者が納めていきました。
続いてクリスマス祝会です。ここまで、いろんな方々のことを考えながら活動してきましたが、一番身近な友達とクリスマスの喜びを分かち合いました。各学年ごとにラウンジでゲーム、ビンゴ大会をするなど、大いに盛り上がり楽しい時間を過ごしました。
クリスマスまであと1週間です。このクリスマスウィークで行ってきた、「周りの人のことを思い、行動する」の精神を学校の中だけでなく、いろんな場面で実践していって欲しいと思います。