仁川学院中学・
高等学校

2024 年 6月 記事一覧

2024.06.24 学校行事
【中学】第8回ダンスフェスティバルを開催しました

6月19日(水)に、第8回ダンスフェスティバルを開催しました。

 

今月初めの野外活動を共にしたグループで、年度初めから2か月間、練習を重ねてきました。このダンスは、まずは3年生が中心となって振り付けを考え、覚え、それを後輩たちに伝えていきます。さらに、練習でうまくいかなかったところを練り直し、次の練習時に伝えていく……。この繰り返しで、より良いダンスを創り上げていきます。

練習では、3年生の中でも意見が合わず、衝突することもありました。涙することもありました。後輩にうまく伝えられず、なかなか進まないこともありました。試行錯誤を繰り返しながら、野外活動で寝食を共にしたこともプラスになったのでしょう、成長した3年生の頑張りはもちろん、先輩の想いを理解した後輩たちの協力で、ようやく揃うようになり、各グループとも素晴らしいダンスが完成!

 

 

当日は、あらかじめ抽選で決定した順番で発表を行いました。自分たちの出番が近づいてくると、ソワソワ……と緊張する様子がありました。他のグループは賞獲得を争うライバルでもありますが、同じような想いをしてここまで頑張ってきた同志でもあります。ダンス中は手拍子、ダンス後はあたたかい拍手と歓声が、各グループに送られていました。

 

ご観覧いただきました保護者様、ありがとうございました。

このグループでの活動は、仁川の森でもうしばらく続きます。

2024.06.18 学校行事
【高1】宿泊研修(前団)2日目

宿泊研修(前団)2日目です。

4時45分起床し、5時30分から坐禅止観体験を行いました。

「止観」とは心を止めて観るという意味を持ち、坐禅をおこない心を無心の状態にして心を止め、心のコントロールを行うことにつながるという話を聞きました。

 

その後、食事に関する法話があり、続いての朝食の際には、食事作法を意識しながら食事をしました。

 

朝食後、本日の予定では山内・三塔巡拝でしたが、あいにくの雨天のため、琵琶湖グランドホテルで写経をおこないました。

約1時間の写経を沈黙の状態でおこない、ほとんどの生徒が書き終えていました。

 

退所式をおこない、根本中堂の見学に行きました。ここで先ほど記入した写経を納めさせていただきました。

また、副館長から、「修行」とは何のためにおこなうのかをお話しいただきました。

みなさんのこれからの人生において、自分はいったい何者なのかを知りたくなった場合は、今回の訪問を思い出して訪ねて来てほしいとのお言葉をいただきました。

 

 

15時30分ごろに学校に到着しました。最後に各教室で2日間の振り返りをして宿泊研修は終了しました。

この2日間の研修がこれからの学校生活で活かされることを楽しみにしています。

保護者の皆様、宿泊研修に際してご理解とご協力をいただきましてありがとうございました。

2024.06.17 学校行事
【高1】宿泊研修(前団)1日目

高校1年生前団(1・2・5・8組)の宿泊研修が,6月17日から1泊2日のプログラムで始まりました。宿泊先は琵琶湖グランドホテルです。

まず,琵琶湖グランドホテルに到着して入所式をおこないました。入所式後,荷物を置いたら再度バスでオーパルへと向かいます。

 

到着したらテラスで昼食をとり、更衣を済ませます。

この日のプログラムはカヌーとドラゴンボードです。

 

 

 

インストラクターからの説明・諸注意を受けて開始です。

カヌーでは「びわ湖の水、ヨシ帯の生き物の実態を観察すること」、「自分で判断して行動する力を伸ばすこと」。

ドラゴンボートでは、「仲間と息を合わせる喜びやチームが持っている力の大きさを実感する」という目的に向かって体験プログラム開始です。

 

  

カヌーはヨシ帯の観察へ。

ドラゴンボードは4艇あり、クラスごとに前半後半と分かれて息を合わせて漕ぎました。

 

 

 

 

 

ホテルへと戻り、入浴と夕食を済ませます。その後クラス別ミーティングを行いました。

1・2組はクラス目標設定としてこれからの学校生活の見直しを行いました。

5・8組はエンゲージメントカードについて、議論を交わしました。

 

 

 

最後に1日の締めくくりとして,夜の心の時間を過ごしました。今日の活動の振り返りを行いました。生徒たちは,カヤックやドラゴンボードを漕いだりする中で,お互いを思いやりながら声を掛け合って協力することの大切さや、一緒に物事を成し遂げられた喜びを感じていたようです。

そして明日からの坐禅止観体験に向けて学年主任から気持ちを切り替えるようにと話がありました。

 

初日の天候は雲が多かったですが、日中は暑すぎることなく、プログラムを予定通りに行うことができました。たくさん動いて疲れた様子の生徒もいますが,1日目を無事に終えることが出来ました。

明日はいよいよ座禅止観体験です。天候が不安ですが、体調不良なく、学びの多い1日となりますように。

2024.06.16 ニュース
【中学】第1回オープンスクールを実施しました

616日(日)、第1回目の中学校オープンスクールを開催しました。

 

蒸し暑い日となりましたが、多くの方にご来校いただきました。コルベ講堂での全体説明のあと、「体験授業」「校内見学」にご参加いただきました。体験授業では「社会」「理科」「家庭科」「仁川の森(園芸内容の総合学習)」を開講し、本校の生徒や初めて出会う友だちと一緒に、楽しく授業に臨んでいる姿が見られました。校内見学ではクイズラリーをしながら、校内の施設やクラブを見て回り、仁川学院の雰囲気を感じていただいたようでした。

 

本日はお忙しい中ご参加くださり、ありがとうございました。来る824日の第2回オープンスクールでは、本日体験していただいた授業とは別科目の授業も開講する予定です。またのご来校をお待ちしております。

    

今後のオープンスクール・説明会・行事のご案内(事前の予約が必要です)

第1回入試説明会           7月 7日(日) 10:00~12:00

第2回オープンスクール        8月24日(土) 14:00~16:00

第2回個別相談会・学校見学会  9月10日(火)~12日(木)

第2回入試説明会          10月12日(土) 14:00~16:00

プレテスト             11月17日(日)  8:00~12:00

第3回入試説明会          11月17日(日)  9:00~11:00

入試直前相談会           12月 7日(土)  9:00~12:00

 

 

2024.06.07 学校行事
【高校】高校2年生「探究フィールドワーク・ポスター講演会」を実施しました

現在、高校2年生は地域課題に関する探究授業に取り組んでいます(詳しくは2024年5月17日投稿のブログをご参照ください)。

その一環として、探究フィールドワークとポスター講演会を実施しました。

探究フィールドワークは5月27日、28日の2日間に分けて行われました(大雨警報により28日は中止)。生徒たちは、フィールドワーク当日までに時程表を作成し、訪問先やインタビュー先の方にアポイントメントを取るなどして準備を重ねていました。

当日は3つの自治体でフィールドワークを実施しました。お店や神社などの施設にお伺いしました。生徒たちがメモを取りながらインタビューする様子や、写真をとったり実食したりしている様子など、真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。ご多忙にもかかわらず、生徒たちのご対応をいただいた関係者の方々に感謝申し上げます。

6月6日は5・6時限の時間に、ポスター講演会と活動を実施しました。今回の講演会はポスター発表に向けたものでした。広告代理店である株式会社ケシオン様にお越しいただき、ご講演をいただきました。良いポスターとはどのようなものか、どの人が見ても分かりやすいデザインとは、といった内容を中心にお話いただきました。

その後、ご講演の内容を踏まえ各クラスに戻り、ポスターのラフ案を書く作業をしました。もう一度課題の深堀りをした上で、ラフ案を書く作業に入りました。初めてのポスター制作に生徒たちは苦戦しつつ、試行錯誤していました。ケシオンの方々にも各クラスに入っていただき、ご丁寧なアドバイスをいただきました。とても充実した授業となりました。ご講演ならびにご指導をいただいたケシオン様に感謝申し上げます。次週は、本格的にポスター制作に入る予定です。

早いもので、地域課題に関する探究の授業も残り1カ月弱となりました。最後のポスター発表会に向けて、さらに良いものになるよう最後まで創意工夫をしてほしいと思います。

2024.06.06
【高校2年】校外学習を行いました

5月29日(水)、高校2年生を対象に校外学習を行いました。研修旅行でイタリアや東北・北海道に行く生徒の事前学習として、北淡震災記念公園と大塚国際美術館に行きました。

北淡震災記念公園では、阪神大震災で現れた野島断層をありのままに保存・展示しており、地震によってどのような被害が起きたのか、色んな角度から学ぶことができます。地震によって地面がどれだけ移動したか、断層やメモリアルハウスの塀などで実際に見ることで、震災の被害や規模の大きさを体験しました。生徒たちは、避難グッズの展示コーナーや、被災した家をそのまま再現した展示、過去の地震映像とこれから予想される被害がまとめられた映像を見て、意見を交わしながら真剣に見学していました。東北・北海道に行く生徒は、今回学んだ阪神淡路大震災と東日本大震災との違いを更に感じることができるでしょう。未来を予想し、備えていく大切さを学んでいくことができればと願います。

その後に訪れた大塚国際美術館では、1,000点以上の西洋名画が陶板で原寸大で再現されており、時代ごとに変化する表現を体感することができました。バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂の壁画など、見ごたえのある作品がたくさん展示されているため、生徒は時間が許す限り鑑賞を楽しんでいました。

美術館に行く事前準備として、美術教員から見どころや絵画の裏話などを学んだ後、班に分かれてどの作品に興味があるかを話し合う時間があったこともあり、今まであまり芸術に興味がなかった生徒も意欲的に鑑賞していたように感じました。また、しおりに掲載された〝教員のおすすめ作品を探そう〟というミッションの全クリアを目指して、班員と協力して探している班もあり、各々の楽しみ方で充実した時間を過ごすことができました。イタリアに行く生徒は、今回観た美術作品の本物を、現地でもう一度観ることができます。さらなる発見と学びを期待しています。

生徒たちは、自分が感動した作品、新しい発見があった作品、紹介したい作品について後日フォトエッセイを作成します。どんなフォトエッセイが出てくるのか、とても楽しみです。

校外学習を通じて、クラスの仲が一層深まったように感じます。様々な場面で中心となる高校2年生が、これからより一層学校行事を盛り上げてくれることを期待します。

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