仁川学院中学・
高等学校

2024 年 6月 記事一覧

2024.06.04 学校行事
【中学】野外活動最終日 班の活動は続く…

3日目も朝のつどいからスタート。

今日は早朝から退所に向けての荷物の移動がありドタバタとあわただしく始まりました。それでも、朝のつどいには時間通りに集合し、残り半日となった交流の家での生活が始まりました。

宿泊棟に戻ると、部屋の掃除やリネンの返却を行いました。

交流の家での生活では、普段いかに自分たちが楽をさせてもらって生活をしているのかを考えさせられたことでしょう。多くの身の回りのことは、ここでは常に自分たちでやらなければなりません。次の人が気持ちよく使えるように、毎食後の台拭きもこの3日間、2年生が欠かさずやってくれました。リーダーを陰で支える後輩たちです。

   

さて、野外活動には2名の教育実習生も指導者の立場で参加をしました。本来ならば学校で行う実習に加え、宿泊行事に同行しての実習。来週には授業者の立場で関わる生徒たちと寝食を共にできるのは貴重な経験でしょう。今日は現地での最後の研修となる、ダンス練習で班の生徒たちに進んで関わってくれました。

この3日間、3年生のリーダーたちは本当に頑張ってくれました。一方、負けず劣らず存在感を発揮する2年生も出てきました。1年生もとにかく先輩たちについていこうとする姿勢が芽生えました。なにより、班の中で学年グループで別れてしまっていたのが、少しずつ垣根がなくなってきたようにも思えました。縦割りで学び続ける生徒たちの中に漠然とあった「自覚」が、行動となって表れてきたように思います。

今日のダンス練習を見ていても、それぞれの班にこれまで以上のまとまりが見受けられました。まだまだ完成途中のダンスですが、ダンスフェスティバル当日にどのような仕上がりとなるのか、楽しみです。

今年の野外活動は、出発時こそ時折降る雨にソワソワしたものの、本当に天候に恵まれた3日間となりました。退所式での生徒会副会長からの挨拶では、施設の方へ「感謝」の言葉が添えられました。校長先生からは生徒の皆さんへ今後の活動に向けての励ましの言葉もいただきました。

 

明日は代休日。3日間で疲れた体を癒したら、学校再開です。また、あいましょう!

ダンスフェスティバルに向けて、班の活動はもうしばらく続きます!!

(吹上浜を背景に、恒例の全校写真)

 

2024.06.03 学校行事
【中学】野外活動2日目、お天気に感謝

野外活動の朝は6時起床。朝日が差し、気持ちの良い朝。少し体調を崩した生徒もいますが、今日も元気にスタートです。

宿泊者全員で朝のつどいが行われました。進行は本校生徒。それぞれの学校や、今回の活動内容を紹介しました。仁川学院中学校だけのつどいも行い、お祈りとラジオ体操でおめめぱっちりです。

 

朝食は、朝日が美しい海を眺めながらいただきました。

野外活動における4つ目と5つ目の本日の研修は、午前と午後交代に「カッター研修」と「ウォークラリー」を行いました。

カッター研修は、24名で一つのカッター艇に乗り、海に出て漕ぎすすめます。力と息をあわせないと、進みたい方向には進めません。乗る前の指導員さんによる技術指導を受ける生徒の皆さんの様子が、真剣そのもの!

いよいよ、海に出ます。

真っ青な空の下で、真っ青な海に浮かぶカッター艇。そこから聞こえる掛け声が、浜の方にも聞こえてきました。

 

ウォークラリーは、各班を2グループに分けて実施。手渡された不慣れな紙の地図を見ながら、南あわじの自然の中を歩きます。

たまねぎ畑の風を感じつつ、道を間違わなければ5.5キロを歩き、ポイントで先生のチェックを受け、決められた時間に戻ってくる予定でしたが、ほとんどの班が予定を超える距離を歩き、くたくた…と思いきや、その後、浜に出て駆け回る姿もありました。

今日一日は「動」の研修が続きましたが、野外活動最後の夜は、「静」の研修、キャンドルサービスです。

「共に生きる」をテーマに、ろうそくの光の中、心を静めて普段の生活を振り返ります。また、各学年の生徒代表が、家族や友人、自分について決意文を作成、朗読の後奉納しました。

本日の最後、1日の振り返りです。前進したこと、反省点、気づいたことを記憶のあるうちに書き留めます。

半の中で1日の振り返りを共有します。他の人の発表を聞くことで、自分には気づけなかった学びもあるでしょう。そして、最後は班長達から全体に、この日1日のまとめをして2日目終了です。宿泊棟でホッと一息も、班長が班長会が終わって宿泊棟に戻るころには、寝息に代わっていきました。

 

明日は最終日、活動は続きます。

2024.06.02 学校行事
【中学】野外活動1日目、順調な滑り出し!

本校では毎年、全校生徒で野外活動を行っています。縦割りの班活動が中心で、それぞれの役割も多く、責任がついてきます。普段自分だけのことならのんびりしている生徒も、テキパキ行動する様子に、嬉しく思う野外活動です。

お世話になる国立淡路青少年交流の家は、一昨年、1泊でお世話になった施設です。3年生は2度目……頼りになります。

学年朝礼後、全体で出発式。生徒会長のあいさつで生徒たちのワクワクが増すと共に、最高学年の3年生には、「責任」という緊張感も。

 

 

バスに乗り込み、いざ、国うみの島、淡路島へ!! 運転手さん、お世話になります。

約1時間で、一つ目の研修が行われる北淡震災記念公園へ到着。語り部さんによる貴重なお話を聴き、記念館を見学しました。保存してある実際の断層からは、突発的に襲う大震災の脅威を感じました。

  

  

  

しっかり研修を受けたあとは、青空の下でお弁当タイムです!

 

 

少し時間に余裕もあったので、ちょっと体を動かす時間もありました。

 

その後、約1時間の移動で、南あわじ市の国立青少年交流の家へ到着し、入所式です。校長先生からは野外活動の意義についてお話がありました。生徒副会長が代表で施設の方へ挨拶し、施設の方のお話を聞きました。

 

 

入所式が終わると、ダンスフェスティバルに向けた練習を行い、入浴、食事。そして今日最後の研修、「勾(まが)玉づくり」に臨みました。

難しい作業ではありませんが、根気が必要です。いつの間にか静かになり、黙々と取り組む生徒たちでした。

 

 

最後に一日の振り返りを班ごとに行い、日程は終了。うまくいったこともうまくいかなかったことももちろんあります。明日に活かすための大事な振り返りタイムです。……ちょっと成長した瞬間でしょうか。

明日も元気にがんばろうね。仁川学院中学校伝統の野外活動は、明日に続きます。

2024.06.01 ニュース
【中学】休日に有志が集い仁川の森 サツマイモの定植と大市ナスの芽かき

今日は土曜日。いつもはアカデミアコースの授業がありますが、明日から2泊3日の野外活動があるため、その準備のためにOFF。しかし、仁川の森の畑には、1年生3名、2年生と3年生が2名ずつ、合計7名の中学生がやって来ました。

木曜日に雑草を取り除いた中学グラウンドの畑に、サツマイモの苗を植えるために、休日にもかかわらず立候補して集まった7人です。

ピンと張ったマルチシートに切り込みを入れて、そこにサツマイモの苗を植えます。深すぎず浅すぎず、1株ずつ丁寧に。

植え終わったら水やりをしますが、そのじょうろには植物活性剤を入れます。畑の土に根づくまでが一番大事な期間です。

中学校舎の畑に戻って、先生からのレクチャーを受けて伝統野菜・大市ナスの芽かきもしました。方法を教わったとはいえ、ナスは1株ずつ形が違います。しっかり観察して、どの芽を取れば良いかを考えながら作業しました。

大市ナスと大市ナスの間に植わっているのはシソです。ナスにつく害虫はシソの香りが大嫌い。その効果を期待していますが……、ここでバッタを発見! 捕まえて仲間にお披露目。虫と触れ合うのも畑ならでは。

活動を終えて水分補給。働いたあとのジュースは体に染みます。

学校は休みでも植物は活動を続けています。このように奉仕の精神で参加してくれる人がいてこそ、仁川の森は続いていくのです。

みんな、ありがとう! 明日からの野外活動も頑張りましょう!

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