仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2024.08.27 学校行事
【高校】2学期始業式を行いました

8月26日(月)、約1か月の夏休みが明け、2学期の始業式が行われました。

今年の夏休みは去年の新型コロナウイルスによる制限の大幅な緩和を受け、学習合宿やクラブ活動が盛んに行われました。また、3年生は受験生として、入試に向けて日々勉強に励んでいました。

登校した生徒たちは、充実した夏休み生活を送ったためか、表情や姿から成長が感じられました。

 

始業式は各教室にてZoom配信で生徒は参加し、校長先生、教務部、生徒部の先生から、2学期での過ごし方のお話の他、震災教育として福島県にて研修を行った生徒のお話もありました。

 

 

             

始業式の後は、1、2年生はホームルームでの2学期の委員決めや学院祭についての話し合い、3年生は受験に向けてのホームルームが行われました。

 

その後、1、2年生はスタディーサポートを受験しました。

2学期は学院祭や研修旅行、クリスマスウィークなどの学校行事があり、また、クラブ活動でも新人戦などの重要な大会も開かれていきます。文武ともに多忙な毎日となりますが、限られた時間の中で今自分は何をするべきかを自分自身で判断できる機会となり、成長に繋がればと期待しております。

まだまだ厳しい残暑が続き、台風も多いこの季節ですが、体調管理をしっかりと行い、熱中症にも注意しながら充実した学校生活を送ってほしいと思います。

2024.08.26 学校行事
【中学】2学期が始まりました!

8月26日(月)、約1か月の夏休みが明け、2学期の始業式を行いました。

まれにみる暑さが続いた夏休み。家族との時間や部活動などで各々が有意義な時間を過ごしてきたことと思います。

登校した生徒たちの中には、たくましく真っ黒に日焼けした生徒の姿もあり、それぞれが充実した夏休みを過ごしていたということが伝わってきました。

コルベ講堂で行われた始業式では、校長先生から、「ただ楽しく過ごすだけでなく、3年生は高校進学を意識し、1,2年もそれぞれの目標を大切にして過ごすように」。また、「人は慣れてきて安心すると、心が緩む」との言葉を頂戴しました。続く、教務部からは「自分の大切にしていることを常に意識していこう」。生徒部からは「他者とのかかわりのなかで思いやりの気持ちをもとう」と話があり、それぞれ生徒たちはしっかりと耳を傾けていました。

また、この夏休みには多くのクラブ活動で大会が行われましたが、水泳部、バドミントン部が好成績をあげましたので、表彰を行いました。残念ながら入賞を逃したクラブ、選手もひきつづき頑張ってくれることでしょう。

2学期は、9月の学院祭を皮切りに、運動会、修学旅行、校外学習、職場見学体験会、クリスマスウィークなど、行事が続いていきます。始業式後にはさっそく学院祭について生徒会長や担当の先生から説明がありました。忙しい日々の中でもしっかりと自分の役割を考えて行動して、1日1日を大切にしながら実りあるものにしてくれることを願っています。

台風の接近が気になる週ですが。気持ちを切り替えて明日から頑張りましょう。

2024.07.31 学校行事
【中学】アカデミア 学習合宿 最終日

7月26日(水)、学習合宿最終日です。

朝の集合は6時半でしたが、自主的に5時すぎから自学を始めている生徒もおり、この合宿を通して自ら成長しようという意欲が感じられました。

また、昨日に引き続き5時半からの知恩院の朝のお勤めの法要に参拝している生徒もいました。

朝食をとった後、部屋で荷物を整理して閉講式へと向かいます。3日間お世話になった「和順会館」の方へ感謝の気持ちを込めて、全員で挨拶をしました。

最終日の活動は、京都大学見学です。

まずは京都大学の学生12名の方に協力していただき、グループに分かれてキャンパス内を見学して回りました。その後は室内に移動し、学生の方へ質問をしていきました。現在の専攻している学問や京大を目指した理由などの大学に関することだけでなく、サークル活動や学生寮などの普段の生活のこと、学生の方が中学・高校時代に行っていた勉強法について、自分たちの今行っている探究のアドバイスなど多岐にわたって様々な質問をしていました。普段なかなか関わることのできない大学生のリアルな話を聞くことができ、とても有意義な2時間半となりました。

学生食堂も利用させていただきました。学生食堂というだけあって、値段が安く種類も豊富で、何を食べようか悩みながらトレーを進めていきました。先ほどの学生さんにおススメを聞いていた生徒は、さっそく一押しの冷やし担々麵を注文していました。周りは大学生ばかり、そして周りと同じメニューを食べることで、少し大学生気分を味わっていました。

最後に京都大学総合博物館を訪れました。多くの学術標本資料が展示されており、とても充実していました。これだけ広く展示物が多いと、中には自分にとって関心のない展示もあります。しかし今回の学習合宿の目標は「興味関心の幅を広げる」でしたので、この中から新たに自分の興味を発見できることに繋がってくれたらと思います。

京都大学前からバスで帰路につき、西宮北口駅で解散となりました。

 

3日間を通じて全員が体調を崩すことなく、無事に学習合宿を終えることができました。

明日からアカデミアコースの夏休みが本格的に始まります。この3日間を通じて身に着けた学習する習慣をこのまま継続し、そしてこの夏休み中に自分の興味をさらに広げて深めていって欲しいと思います。

2024.07.30 学校行事
【中学】アカデミア 学習合宿2日目

昨夜の就寝は23時。そして、今朝の起床は5時。ちょっと睡眠が足りないかな……。しかし、いちばん早い人は5時6分に大広間にやってきて自学を始めました。もちろん、集合時刻の5時30分に全員が集いました。

 

合宿であろうと、その場所が知恩院というお寺であろうと、仁川学院はお祈りから始めます。

 

こんな朝早くにみんなで外へ。息を切らせながら段差の大きい石段を上って、目的地は知恩院御影堂(みえいどう)です。朝のお勤めに参加しました。

 

お経に耳を傾けて心を静めた後は、知恩院布教師による法話を拝聴。法話の中で、なんとキリスト教の賛美歌『もろびとこぞりて』『アメイジング・グレイス』のハーモニカ演奏がありました。さらには、「南無阿弥陀仏」を『アメイジング・グレイス』の音階に乗せて唱えてくださいました。「お参りに来てくださった方に、お経を楽しくわかってもらいたい」とのこと。仏教とキリスト教、宗派を超えた法話は、仁川学院中学生にふさわしいものでした。

1時間にも及ぶ早朝のお勤めと講話でしたが、知恩院の関係者や一般の参加者からは「姿勢が立派ですね」と口々にお褒めの言葉をいただきました。浄土宗が開かれて850年を記念した念仏結縁(けちえん)柱は、法然上人との縁を繋ぐもの。そして、締めくくりは国宝・知恩院三門で集合写真!

宿舎に戻ってから朝食!……の前に、自学自習。自分で自分を追い込みます。

ようやく朝食。寝起きから足と頭を使った活動だったので、あっという間に食べ終えました。

昨日に引き続き、教科融合問題の講義。「問題で聞かれていることが何か、きちんと理解することが大切」という先生からのメッセージ。読解力の重要性は国語だけの話ではありません。

中学1~3年生混合のグループで、あらゆる教科の知識と考え方を駆使しながら答えに近づけます。

次の講義はよのなか科。おとなになったときに必要な考え方をトレーニング。今日のテーマは「子ども部屋は必要か?」。これを“親の立場になって”考えます。さらに、2チームにわかれてディベート大会!

1チーム25名というディベートには多すぎる人数ですが、3年生がうまくみんなの意見を集約し、熱い戦いが繰り広げられました。

昼食はみんな大好きカレーライス!

午後は自学自習を挟んでからの講演会。今日は放射線に関する出前授業です。滋賀大学から山岡武邦准教授と、遠く東京の科学技術館から加藤太一さんがお越しくださいました。

和順会館の大広間が、臨時の実験室に様変わり。「霧箱実験」と呼ばれ、本来は目に見えない放射線をアルコールとドライアイスを使って可視化します。天然石や温泉の湯の花からも放射線が見えて歓声が上がりました。

そして、測定器を使って放射線量を測定。時間が経てば放射線量が減っていくことなどを数値で実感しました。

放射線と言えば「危険」というイメージが先行しがちですが、私たちは日ごろ自然界で少量の放射線を浴びています。正確な知識をもっておくことの大切さを改めて学びました。

知恩院和順会館の夕食は、中学生の合宿とは思えないほど豪華!

宿舎の食事がおいしいと活力がみなぎります。

夕食後は、明日の事前学習として、京都大学総合博物館について学びました。自分はどんな分野に興味があるのか、気づくきっかけになると良いですね。

2日目の夜は自学三昧! 事前に立てた学習計画をもとに実行していきます。長時間の自学自習ができる体力と集中力の限界に挑戦するのも学習合宿です。

頑張ったご褒美のジュース! どの味にしようか迷うところ……。

そして、今日1日の振り返り。昨日は2年生、今日は1年生。学年に関係なく、今日得られたことを言葉で表しました。

しおりと先生のお話で明日のスケジュールを確認して、最後はもちろんお祈りです。

さすがに少し疲労の色が見える生徒もいます。今日は昨日より少し早めに床につけそうです。

2024.07.30 学校行事
【高校】2年生アカデミアコース 学習合宿を実施しました。

7月26日(金)~7月28日(日)まで、西脇ロイヤルホテルにて2泊3日の学習合宿を行いました。

この合宿の目的は以下の3点です。

①来年の受験に向けて、高校2年生のうちに長時間の学習に耐えうる集中力を養う。

②国数英の基礎学力を集中的に強化する。

③授業と自学、質問のサイクルを確立する。

ホテルに到着後、入所式を行いました。従業員の方から、ホテルでの過ごし方についての諸注意や「この3日間頑張ってください」という応援のメッセージをもらいました。

入所式後、さっそく授業開始です。高校3年生の学習合宿は受験に向けて自学を中心に行いますが、高校2年生は秋から5教科の模試が始まるので、この夏休みが国数英の基礎学力をじっくりと身につけることのできる最後のチャンス。

 

その日の授業が終わったら、就寝時間までは自学です。計画した内容を進めていったり、何かあれば教員へ質問に行ったりと思い思いに取り組みました。

 

集中するとお腹が空いてきます。食事をしっかりと取ることも集中して学習を行うには必要なこと。友達同士で談笑しながら食事を取りました。おかわりをたくさんして学習へのエネルギーをチャージしました。

 

夜の自学では、日中の疲れが出てきます。眠くなった時や集中できなくなった時、どのようにリフレッシュをするかもこの合宿で身につけてほしい力です。生徒は自分なりのリフレッシュ方法を見つけ、切り替えていきました。23時頃に全体としては終了ですが、その後にも残って頑張る生徒もいました。

2日目、3日目は6時起床、6時30分より自学開始です。少しずつ疲れが見え始めていましたが、隣にいる仲間が頑張っている姿を見て、共に頑張ることができました。

最後は退所式です。生徒代表がホテルの従業員の方への感謝の言葉を伝えました。

この3日間の総学習時間は約25時間でした。「合宿が始まる前は乗り切れるか不安だったけど、頑張ることができた」「今までは質問にあまり行かなかったけど、質問をするという習慣が身についた」「学習習慣をこのまま崩さず続けていきたい」など、この合宿を通してたくさんのものを得ることができました。

合宿翌日から登校して授業と自学を行いましたが、合宿前に比べると生徒の取り組みへの姿勢に変化が出てきました。8月第2週からしばらくの間は登校しませんので、一人で頑張ることになります。合宿で得たものを糧に、残りの夏休みを充実させ、2学期から良いスタートが切れることを祈っています。

2024.07.30 学校行事
【高校】3年生アカデミアコース 学習合宿を実施しました。

7月22日(月)~25日(木)、西脇ロイヤルホテルで学習合宿を行いました。

3泊4日で40時間。この「量」的な達成感をまずは、どの生徒も持って帰れたことを喜ばしく思います。予定表では40時間超ですが、朝の開始前に、食後の休憩に、夜の希望者タイムに、少しでも時間を捻出して、自分ならではの出来高を上げようと格闘する姿が印象的でした(所々、疲れて休憩が多くなる場面も、あるにはありましたが…)。

次に「質」。ただ問題を解いていくだけではなく、そこに主体的に関わり、弱点を見出し、教科の先生を質問攻めにする「自分の現状に沿った、もう一段上の学習」を、多くの人が体験しました。普段は恥ずかしがって訊くのを遠慮してしまう小さな疑問のヒントや学習の見通し、克服法など、必要なものを得るために一歩踏み出し、「訊いて良かった!」と良い笑顔で席に戻る姿が多く見られました。

さらに、バランス。国公立型は限りある時間を5教科7〜8科目+情報に配分し、成果を上げねばなりません。たっぷりの時間があれば容易なことも、時間と気力・体力の限りあるなかで実践するのは難しいもの。その実践に要するエネルギーの大きさに直面しながら、ひたむきに科目を変えて息抜きし、集中力を保ちました。

コース主任から「受験生として、疲労回復、睡眠、栄養までひっくるめて、自分を創っていく」というメッセージを受け、時間の区切り方や朝食に摂るべき栄養素、量などにも新しい学びを得たようです。高2時代の合宿では、食べ過ぎによる体調不良、寝坊遅刻などがありました。今回は、全員が心身を整え、時間を管理し(自習開始の促し一切なしで)、学習に向かう場作りができた点に、大きな成長を見ることができました。

「来年の共通テストまで、あとジャスト半年」の日に始まったこの夏休み、残り4週間をどのように過ごすか。未来は私たちの手の中にあり、今から鮮やかに創っていける。そのことを忘れず、勇気と誇りをもって、ともに歩んでいきたいものです。

 

 

2024.07.29 学校行事
【中学】アカデミア 学習合宿1日目

7月29日(月)、中学アカデミアコースの学習合宿がスタートしました。

この学習合宿は、高い目標を持つアカデミアコースの仲間たちが、日常から離れた空間で互いに競い合いながら学習し、寝食を共にすることで学年を超えた絆を深めていくことを目的として、毎年夏休みに行っており、今年で11回目を迎えます。また、普段の学校の授業では体験できない授業や講義を受けることで、各個人の「興味・関心の幅を広げる」ことを目標としています。

 

宿舎は、京都知恩院の宿坊「和順会館」です。

 

3年生の代表が宿舎の方にご挨拶。合宿への意気込みを伝えました。辻野教頭先生からは、3日間の合宿を始めるにあたり学ぶことの意義についてお話しがありました。

 

まずは、教科融合問題のスペシャル講義。普段の授業で学んだ各教科の知識を合わせて使いながら、そして理解を深めながら応用問題を解いていきました。

 

次に特別講演会として、全国過労死を考える家族の会代表の寺西笑子さんと、弁護士の古川拓さんにお越しいただき、「働くこと」「過労死」「労働に関する法律」などについて考え学びました。こちらも普段の授業ではなかなか扱えない題材ですが、周りにたくさんの働いている人がいて、実際に将来自分が働くことになるので、とても身近な問題として考えなければならない問題です。まさに、今回の学習合宿の目標である「興味・関心の幅を広げる」によく適した内容でした。

食事、入浴の後も研修があります。中学3年生が11月に行われる発表本番に向けて行っている探究の中間報告会を行いました。1・2年生はこの報告を聴いて、浮かんできた疑問を3年生に質問していきました。3年生はそれに回答しながら、自分とは違った視点で発表を見てもらうことで、この意見を今後の探究の糧にしていきます。

 

1日の最後に、本日の学習を振り返り、自分の課題を見つけて明日の目標を設定しました。そしてそれらをしっかりとしおりに記録して1日を締めくくりました。

明日は朝5時に起床。5時半から知恩院の毎朝晨朝法要(朝のお勤め)に参拝する予定です。

2024.07.19 学校行事
【高校】1学期終業式を実施しました。

7月19日、令和6年度の1学期終業式を行いました。

高等学校はオンライン配信のもと各クラスで終業式を実施しました。

校長先生からは、「高3は受験に向け、高1高2は自分のペースでの学習やクラブ活動など、夏休みを充実して過ごしてほしい。」という話がありました。

次に、アメリカ留学に行く生徒2名の紹介があり、彼らは「多様な価値観や文化に触れたい」という抱負を語っていました。ぜひ、有意義な留学生活を送りつつ、さまざまなものを吸収してきてください。

その後、勉学や部活動で優秀な成績をおさめた生徒の表彰をおこないました。古文単語テスト、漢字テストの成績優秀者、つづいて、剣道部、女子バレーボール部、軽音楽部、水泳部、卓球部において、大会で優秀な成績をおさめた生徒を表彰しました。おめでとうございます!引き続き、日ごろの学習や部活動に精進してほしいと思います。

さらに、教務部長と生徒部長から話がありました。教務部長からは、「『自分の進路を真剣に考える夏』、『学習時間を具体的に決め、実行する夏』、『挨拶を日々意識して生活する夏』という3つを実践して過ごしてほしい」。生徒部長から「誘惑が多く気が緩みやすい夏休みにおける規則正しい生活を送ってください。」という話がありました。

終業式後、夏休みに入るにあたり、生徒部研修として「痴漢犯罪防犯講座」を実施しました。

 

ある日突然、自分自身が遭ってしまうかもしれない。周りの人が遭ったいう話を聴くかもしれない。何らか当事者になった時にどのように対処すべきか。それを知っているか否かでは雲泥の差です。判断基準の一つは、相手が「偶然・揺れ・寝たふり」を装って触れてきても、3回繰り返されたらアウトです。また、「気が強そうに見せる」「周りの数人でよいので助けを求める」などの具体的な方法を伝えました。声をあげることが難しい人も、「痴漢抑止バッジ」を身につけておくだけでも効果は絶大です。みんなで毅然と痴漢に立ち向かいましょう!

その後は各クラスで通知表の配布などがありました。1学期の学習成果を確認できたかと思います。1学期の成績が良かった生徒も振るわなかった生徒も1学期の状況をふまえ、2学期以降も励んでください。

 

明日からいよいよ夏休みです。休みが長い分、気が緩んでしまいやすいかと思います。今日の先生方の話をふまえ、自分のペースで学習やクラブ活動に全力を尽くしてください。くれぐれも体調には気をつけて、元気な姿でまた2学期にお会いしましょう。充実した夏休みになるよう願っています。

2024.07.17 学校行事
【高校】高2Cα&Cβ 探究発表会を実施しました。

7月17日に高2CαコースとCβコースの探究発表会を実施しました。

高2の両コースは、1学期を通して3つの自治体の地域探究ワークに取り組んできました(地域探究については過去の投稿をご覧ください)。

今回は、その集大成としてポスター発表会を行いました。

1時限目には発表の概要の説明と発表準備がありました。緊張した面持ちで何度も繰り返して練習をする姿が印象的でした。

2時限目と3時限目が発表会でした。生徒らは6つの会場に分かれ、ポスター発表をしました。課題を設定した自治体の職員の方々、探究授業のご協力をお願いしているJTBの職員の方々、ポスター講演でお世話になった株式会社ケシオンの皆様にも会場にお越しいただきました。ポスターや発表に工夫が見られ、各班の色が出ていました。発表だけでなく、聴いている側からも質問が飛び交うなど発表会にふさわしい雰囲気でした。

4時限目には、1学期の探究授業に対する振り返りと表彰式をコルベ講堂にて行いました。振り返りシートに記入した後、表彰式がありました。表彰式では、各自治体賞、JTB賞、ポスター賞が該当班に授与され、賞状が渡されました。来校してくださった職員の方々は「賞に関係なく皆さんの発表は素晴らしかったです」、と口を揃えておっしゃっていました。各自治体と各企業の皆様、お忙しいのにもかかわらず、学期を通してのご協力ありがとうございました。

今学期の探究授業は生徒たちの自信につながったと思います。地域探究で身につけた思考力や表現力、様々な問題を自分ゴトとして考える想像力を糧に、2学期の探究授業(企業探究)も積極的に取り組んでくれることを期待します。

2024.07.17 学校行事
【高校】2年生大学学部・分野別説明会が行われました

 7月16日、高校2年生を対象に大学 学部・分野別説明会が行われました。1時間目は、立命館大学理事補佐 本郷 真紹 様より、「大学での〝学び〟と将来の展望」についてお話しいただきました。大学で求められていること、大学の授業についてなど、これからの学校生活でどのような成長が求められているのかについて教えていただきました。

そのあと、各教室に分かれて「大学 学部・分野別説明会」が行われました。今年度は23校の大学教授・講師の先生方にご来校いただき、24の模擬講義が開かれました。生徒は前半と後半に分かれて2種類の模擬講義を自由に選択し、各大学の教授や講師の先生方の授業を受けることができます。

文系からは、総合社会学、経済学、経営学、国際教養学、芸術&建築学など13学部の模擬講義を用意していただきました。文理系からは心理、総合情報、看護、医療栄養など7学部の模擬講義、理系からは薬学、工学、生命環境学など4学部の模擬講義を用意していただきました。

進路選択に向けて、新しい視野を広げるため、興味のある講義から選択している生徒もみられました。これまでに自分なりに調べることで進路選択が絞られてきている生徒は、より深く追求することを目的に、授業を選択していました。

 

高校2年生は、より良い進路選択のために本格的に動き始めています。それぞれの進路選択に向けて充実した時間を送ることができました。分野別説明会をきっかけに、将来の視野が広がり、夏休み中のオープンキャンパスの準備に向け良いスタートを切れたように思います。

ご来校いただいた先生方に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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