仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2019.05.10 学校行事
【高校】体育祭を行いました

5月10日、第56回の体育祭を実施しました。予行のときと同様に晴天の中で開催することができ、生徒たちも朝からいきいきとした様子で、令和最初の行事となる体育祭を迎えました。

  

クラス全員での入場行進で団結力を確かめ、開会式では校長より、「天気にも恵まれ今日は暑い日になりそうですが、それ以上の熱さで体育祭を盛り上げましょう」という言葉をもらい、士気がますます上がって体育祭が始まりました。

    

競技は50m走から始まり、200m走、三種混合競争、スウェーデンリレーと続き、白熱したレースが繰り広げられました。その後、生徒会が企画の障害物競争があり、逆転勝ちするクラスが出るなど盛り上がりを見せ、午前中の得点種目が終わりました。

   

午前の部最後は、2・3年生男子による集団行動と2・3年生女子によリズムダンスでした。前年度の3学期から練習が始まり、体育の授業だけでなく放課後も集まって練習を積み重ねてきました。男子の集団行動は、今年度は初めて2・3年生合同で行い、例年よりも大人数での一糸乱れぬ演技は迫力あるものでした。また、リズムダンスでは楽しく踊っているのが動きからも表情からも伝わってきて、会場からも自然と手拍子が沸き上がり、大盛り上がりのまま午前の部が終わりました。

  

午後の部はクラブ行進・クラブ対抗リレーから始まりました。クラブの個性が出るパフォーマンスに会場中が笑顔に包まれ、リレーではクラブの誇りをかけた熱い戦いが繰り広げられました。

   

その後は、1年生の大縄跳び、2年生の棒取り、3年生の綱引きと学年対抗の競技が続きました。クラス全員の心を一つにして、一致団結!応援にも熱が入ります。

 

最後の締めくくりは、クラス対抗リレー。総合優勝を目指して、最後まで熱いデッドヒートが見られました。

  

総合優勝は2年連続の3年1組!!準優勝は2年3組、第3位は1年5組でした。一日中快晴に恵まれ、また天気以上に輝いていた生徒達の表情の中、体育祭は幕を閉じました。また、閉会後も生徒達で片づけを行い、終礼が終わってから生徒会のメンバーが自主的に校舎の掃除も行いました。

今回お体育祭でますますクラスの絆も深まったでしょう。今回の体育祭で得たものを、今後の高校生活にも活かされることを期待しています。

2019.05.10 学校行事
【中学】コミュケーション学の授業

仁川学院中学校の日本語の授業では「コミュニケーション学」を実践。今日は、中学1年生で、アカデミアコース・カルティベーションコース合同の授業を行いました。

まず、なぜコミュニケーション学に取り組むのか、その意味を知るところから……。

学内の授業や行事で、一つのことを成し遂げようとするには、コミュニケーションは欠かせません。また、企業が社員に求める力の第1位は、コミュニケーション力というアンケート結果もあります。つまり、学校を卒業し、社会に出てからも、コミュニケーション力は必要とされています。

今日は、「ノンバーバルコミュニケーション」のワークショップです。

みんな目を閉じて手で視界を隠します。この間に、教員がおでこに色のついたシールを貼ります。

自分に何色のシールが貼られたかはわかりません。

そこで、指令が出されます。例えば、「赤のシールの人は、青と白のシールの人とつなげます」「青のシールの人は、赤と緑のシールの人とつなげます」などなど。

この指令どおりに手をつないで、ひとつにつながることがゴールです。制限時間は10分間。

ただし、条件があります。「一切しゃべらないこと」「口パクで伝えないこと」「色がわかるものを指さしたりしないこと」

いよいよ活動開始。みんな戸惑いながら、身ぶり・手ぶり、アイコンタクトなど、いろんな工夫を試しながら、つながっていきます。

ノンバーバルコミュニケーションとは、言葉に頼らないコミュニケーションのこと。実は、他者から受け取る情報のうち、言葉から受け取るものは10%未満という実験データがあります。50%以上は表情から情報を受け取っているそうです。

言葉に頼らない方法は人それぞれ。うまくつながっていないところに気づいた人が手招きをしたり、手を引っ張って誘導したり……。

活動の後は、ふり返りです。

今回の活動では、いろんな方法でコミュニケーションを取ろうとする姿が見られました。

人にはそれぞれバックボーン(背景)があり、自分の経験で知ったことにより、判断して行動をします。つまり、自分と他者とは、考え方や行動が違ってきます。

ですから、コミュニケーションをとるうえで大切なのは、相手の立場・環境を受け入れようとする姿勢を持つことです。

これからも、全学年で、日本語の授業として定期的にコミュニケーション学を実践し、H.R.や学校行事の活動に生かせるように願っています。

2019.05.10 学校行事
【中学】白熱のダンス練習、仁川の森は野菜の種まき

毎週金曜日6・7校時、中学校では「仁川タイム」という総合的な学習の時間があります。

先週から、この時間を使って、6月21日(金)のダンスフェスティバルに向けて練習が始まっています。

今日は、2回目の練習。1~3年生混合の22名班。3年生が役割を分担しながら、ダンスを指導しています。どのように教えればうまく伝わるのか……、あの手この手で工夫を凝らします。45分という限られた時間の中で、教えることの難しさを体感しています。

また、そんな3年生の姿を見て、1年生・2年生は、来年の自分たちの姿に思いをはせていることでしょう。

同時進行で、園芸プロジェクト「仁川の森」。先週調べて立てた栽培計画を見ながら、土を掘り起こし、野菜の種をまきます。

去年も栽培した小松菜・チンゲンサイは、2・3年生が思い出しながら進めます。また、ツルナシインゲンは初挑戦ですが、”点まき”という巻き方は経験済みです。自分たちの経験に調べたことをプラスして活動しました。

タブレットで写真を撮影。これから毎回、畑と作物の様子を撮影します。また、今年度は「観察記録」もつけます。いつ、どんなふうに間引きや水やりをしたかを書き込みます。写真と文字で記録を残すことによって、1学期の最後に自分たちの栽培をふり返ります。このふり返りは、10月の学院祭で展示発表する予定です。

これからの水やりも、各班の立てた計画に従って行われます。うまく生長してくれるか、もし生長しなかったら原因はどこにあるのか、探究心を持ちながら活動することが、今年度の「仁川の森」です。

2019.04.26 学校行事
【中学】ダンス練習と仁川の森が始動!!

仁川学院中学校のダンスフェスティバルが始まって4年目。1学期の行事としてすっかり定着しました。生徒たちも生き生きとした表情で、心から湧き上がってくる楽しさを全身で表現しています。

3年生は、始業式の日から今日までの約20日間、どのように導いていくのか、過去2年の先輩たちの姿を思い起こしながらプランニングを立てました。また、昼休みには自主的に練習をしている姿がありました。

そして迎えた今日。仁川学院中学校が長年築き上げてきた伝統である、1~3年生の混合班で練習開始。そこでは、リーダーだけでなく、全員がお互いにコミュニケーションを取りながら、難しいダンスに挑戦していく姿がありました。熱の入った練習に乗せられて先生も……。

同時進行で、園芸プロジェクト「仁川の森」の今年度の活動も始まります。平成29年度の3学期、校舎沿いにできた畑。そのときの土作りから始まり、昨年度は、多種類の野菜を植え、花の寄せ植えなど様々な経験を積み重ねました。

今年度は、本格的な活動の2年目。新しく仁川の森を創る1年生も加わったので、もう一度、仁川の森で学ぶ意義を確認することから。

市場に流通している野菜がどんなプロセスでできているのか、私たちは知りません。水と肥料を与えることはもちろん、害虫駆除や間引きなど、手間暇がかかります。こういった育つまでのプロセスを大事にしてほしいと願っています。

また、作物がうまく育っていないときには「何が原因なのだろう?」と疑問を持ち、探究する姿勢が求められます。探究には、毎日のいろんな教科で学んだ知識・考え方が活かされるはずです。そして、土の匂いを嗅ぐ、土と作物を自分の手で触る、作物を収穫して味わう……、五感でホンモノを体験するからこそ発見できることがあります。

教科横断型、社会とのつながりを知ること、そして教科書の文字を超えた実体験。これが、「仁川の森」に取り組む意義です。

ガイダンスの後は、ダンス同様、1~3年生の混合班での活動開始です。

昨年度は、初めての栽培だったので、教員側から作物の育て方について指示を出していました。

でも、今年度の2・3年生には、昨年度の経験があります。年度末には、1年間の活動で生じた疑問を昨年の体験と学びを、今年度の活動で結実させてほしいと願っています。種のまき方、水やりの頻度、発生が考えられる害虫……。去年の経験とタブレットで調べたことを元に、栽培計画を立てました。

自分たちで立てた計画を元に栽培をし、観察記録を残していきます。どうすれば育つのか、育たないときは何が原因なのか……。観察することで、考えが深まるでしょう。昨年より深化した生徒たちの学びを期待しています。

2019.04.19 学校行事
【中学】仁川タイム(野外活動 事前学習 全体集会)を行いました

4月19日(金)、コルベ講堂にて平成31年度の野外活動(ネイチャーコミュニケーションキャンプ)の全体集会を行いました。

本校の伝統的な行事である野外活動は、中学1~3年の生徒が縦割りの班を作り、3年生の班長を中心に生徒が主体となって協力しながら活動します。

本年度は5月26日(日)~28日(火)の日程で、国立淡路青少年交流の家に行きます。そこでは、「アドベンチャーラリー」や「カッター(ボート)」などの研修が予定されていて、生徒たちは学年を超えてアイデアを出し合い、協力しながら目標を達成していきます。

野外活動を意義のあるものにするため、本日から本番まで5回にわたっての事前学習が予定されています。

 

本日は、スライドを使って野外活動の意義と内容、そして研修の概要の説明や班の中での係を決めていきました。

また、全6班の男女の班長・副班長が登壇して、あいさつと決意を述べ、「班員を引っ張って野外活動を自分たちで良いものにしていきたい」という強い意気込みを感じました。

 

そして、今年度も恒例となっているダンス発表会をメインの研修として行います。このダンスでは、各班毎にテーマを決めて音楽に合わせてダンスをし、各班でその創造性、表現力、一体感を競います。

本日は班ごとに決定した曲を班員に聞いてもらってイメージを持ち、班長が次回までに動画を見て予習をするように指示を出していました。

次回4月26日(金)の事前学習から、本格的なダンス練習がスタートします。生徒たちの能動的な活動が見られることを期待しています。

 

(最後の集合写真は昨年度のものです)

 

2019.04.19 学校行事
【中学】第1回自治委員会を実施しました。

4月19日(金)、2019年度第1回目となる自治委員会が各教室で実施されました。

自治委員会は【風紀委員会】【保健体育委員会】【美化委員会】【図書委員会】【宗教委員会】【放送委員会】【学習委員会】【委員長会】の8つで構成されており、これらの所属委員長に生徒会長、男女副会長、会計が加わって生徒会執行部となります。

委員長たちは当然、この春に就任したばかり。先輩たちから引き継いだ資料をもとに、新しい活動方針を決めていきます。表情は緊張でやや強張っていますが、後輩たちからの意見もしっかり聞いて進行を進めていきます。委員長は、これまでの活動を振り返って、良いところ、改善すべきところ、新たに挑戦したいことなどを熱く語っていました。委員会を進めるのは3年生だけではありません。2年生の数人は書記係となり、すでに、来年度のことも視野に入れて活動に加わっていきます。1年生も活発に積極的に意見を出し、活発な雰囲気の中で話し合いが進められていました。

中でも、各クラスの学級委員長、副委員長が集まる【委員長会】は人数も多く、これからクラスをまとめていくという責任からか、表情は真剣そのもの。彼らが築き上げていく新たな仁川学院中学校に期待が高まります。