仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2018.12.12 学校行事
【中学】イングリッシュヴィレッジにいきました

12月12日水曜日、中学校全員で万博公園にある大阪イングリッシュヴィレッジを訪問しました。この施設はアメリカの街並みが再現されていたり、実物を用いた教室で英会話を体験することができます。今回は、初めての試みであった上に、現地集合ということもあり全員がそろうことができるか心配だったのですが、無事に会場に着くことができました。

  

施設に着くと学校とは違うアメリカンでポップな雰囲気やクリスマスツリーに子どもたちは自然と表情が明るくなり、さっそく始まったネイティブのインストラクターの方々による自己紹介や、施設のルールの説明などを食い入るように見ていました。

 
 

班ごとに内容の違う授業を4つ受講するのですが、どの授業もインストラクターの方々が個々に声かけをすることで生徒たちの個性を引き出し、授業は非常に盛り上がっている様子でした。

 

たとえば「ブロードウェイ」の授業ではインストラクターの英語に耳を傾けながら、軽快にダンスを踊っていました。自己紹介の授業では自分の大好きな食べ物や趣味について班員と情報を共有する場として盛り上がっていました。

 

本年度から始まった「オンライン英会話」の取り組みにより、子どもたちの英語への興味は少しずつ高まってます。今回の訪問がさらに英語の学習への刺激となり、自ら学ぶ姿勢を育んでくれること強く願っています。

2018.12.11 学校行事
沖縄研修旅行 3日目

研修旅行3日目は、1・2・4組がクラブメッドでのアクティビティ、3・5・6・7・8組が離島体験を行いました。本日はクラブメッドでの様子をお届けします。

 

 

PART 1 クラブメッドでのアクティビティ

今日は様々な活動を行いました。その中の1つにシュノーケリングがありました。石垣島に来なければ見られないエメラルドグリーン色の海が広がり、その中には魚が泳ぎ、関西では見られない景色がありました。チームビルディングでは、GOの方々が考えて下さったアクティビティを10人程度で行いメダルを賭けて戦いました。私たちはチーム全員で協力し、3位を取ることが出来ました。このクラブメッドでは沢山アクティビティがあり1日では全く遊びきれない程充実していました。

2年1組 立花・山縣

PART 2 GOショー

GOショーでは、ホテルの人々がステージでダンスや歌を披露してくださいました。とても面白く、英語を話していてもジェスチャーがあり分かりやすかったです。グループに分かれて行うクイズでは、ホテルのスタッフさん達も参加され、仲が深まりました。解答を英語で書くので英語の勉強にもなりました。3日目のショーでは、昨日とは違ったショーで、生徒全員が参加し、とても盛り上がりました。その後は、様々な国の文化や食べ物を堪能し、とても良い経験になりました。

2年3組 田中・平山

2018.11.09 学校行事
【中学】校外学習を実施しました(1年生)

11月9日(金)中学1年生は校外学習を実施しました。この研修は京都の嵯峨野・嵐山を事前学習し、班別で散策することにより、次年度の長崎自由研修につなげるものです。当日はあいにくの雨となりましたが、生徒たちはは朝から元気いっぱい!いつもより早い登校となりましたが全員出席でバスに乗り、雨の京都に向かいました。

御室仁和寺でバスを下車し、先生の注意を受けた後、班別で散策をしました。

 

チェックポイントは北野天満宮、龍安寺、車折神社、嵐山駅、嵐山公園です。
生徒たちは自分たちで歩く初めての京都で、迷いながらも目的地を見つけ、先生にチェックを受けていました。




  
  

最後の集合場所である嵐山公園では雨もあがり、紅葉が始まった山々を見ながら昼食をとることができました。

 

 

生徒が組んだタイムスケジュールはとてもタイトで、最後までたどり着けるか心配でしたが、全班がほぼ時間通りに到着しました。この研修を通じて得た「仲間と協力すること」、「事前学習で調べたところを実際に見学できたこと」などの貴重な経験を、これからの事後学習、学校生活に活かしてほしいと思います。

 

 

2018.11.09 学校行事
【中学】修学旅行4日目(ハウステンボス)

ハウステンボス内のウォーターマークホテルで一夜を明かしました。天気予報では、この修学旅行の後半に雨が心配されました。が、昨日の夜の散策が終わってから、ホテルの窓を叩きつける豪雨が降ったものの、朝にはすっかり上がっていました。結局、この4日間は雨具の出番はなし。幸運に恵まれました。

最終日は、ハウステンボスの自由散策です。班で行きたいアトラクションやお土産屋さん、飲食店を決めて、約6時間の思い出づくりです。

自分の気の合う仲間だけでなく、いろんな価値観の人と過ごし、コミュニケーション力と協働力を磨くこと。仁川学院中学校に入学したときから、学年合同のホームルームや野外活動、運動会、園芸プロジェクトなどで、他クラス・異学年と班を作って活動してきました。

修学旅行もその一環です。クラスの枠を超えて作った、男女混合7〜8名の班。このメンバーで、1学期末から事前学習を開始。学院祭では、1つの成果として平和学習についてプレゼンテーションをしました。その後も、平和の詩の創作、長崎市内班別研修の計画などに、同じメンバーで取り組みました。

途中、意見が合わなかったり、思いどうりに進まずもどかしい思いをしたりと、すべてが順風満帆だったわけではありません。しかし、時間が経つにつれ、お互いに理解し合えるようになり、協働することがうまくなっていきました。

4カ月に渡って活動したこのメンバーとは、このハウステンボスの散策が最後。園内で見かけた仁川学院中学生は、笑顔いっぱい。この経験と思い出は、みんなの成長の1ページとして、これからの人生の財産となるでしょう。

大きなけが人や病人が出ることなく、4日間を元気に過ごせました。ハウステンボスから長崎空港まで高速船で移動。18:35に伊丹空港到着、その後解団式を経て19:20ごろ解散しました。

2018.11.08 学校行事
【中学】修学旅行(3日目 長崎市内・夜のハウステンボス)

3日目は、長崎市内の班別研修。事前に学校で調べたルートを元に回ります。

観光名所として有名でも、ここは長崎という不慣れな土地。地図を見ながら班員で相談して向かいます。

国語科の授業の中で毎日1ページずつ、遠藤周作『沈黙』を音読しながら潜伏キリシタンの苦悩を感じ取っています。その潜伏キリシタン発見の舞台となったのが、大浦天主堂。今年、世界遺産に認定されたばかりです。

  

長崎といえば路面電車。路線図を参考に、乗換をしながらの移動です。

キリスト教弾圧の歴史を物語る26聖人殉教の地。26人の殉教者のレリーフを見てから資料館を見学しました。

社会の授業で必出の出島。教科書や資料集の世界へとタイムスリップ。

長いエスカレーターを登るとグラバー園。ここから見下ろす長崎の街は、絶景です。

お昼ご飯は、新地中華街へ。下調べしたお店に入りちゃんぽんや皿うどんに舌鼓をうちました。また、おいそそうな香りに誘われて、店頭で購入した角煮まんじゅうを食べる生徒も。

そして、最後は原爆資料館。原爆の恐ろしさは、文字でこそ読んではいたものの、当時を物語る現物の資料は、深く心に刻まれるものです。

班別研修の後は、原爆死没者追悼平和祈念館へ。その地下2階は、追悼空間です。ここが原爆で亡くなった方の名簿を収めた場所であることなど、祈念館の方から説明を受けました。この日のために、先週金曜日、班ごとに1つずつ平和の詩を創りました。その詩を朗読して奉納しました。

バスガイドさんの案内で、爆心地と当時の様子が残った地層、そして7年前に発見された防空壕を見学。最後は、平和祈念像の前で集合写真を撮影しました。

 

潜伏キリシタンと原爆の歴史が今もなお色濃く残っている長崎の研修によって、いろいろな授業や事前学習で学んだことが、より強く脳内に刻み込まれました。

今日の最後は、夜のハウステンボス。日本最大級のイルミネーション「光の王国」を見ながら、班ごとに好きなお店を選んでお腹を満たします。

ハウステンボスのアトラクションや散策は、最終日の明日のお楽しみ。最後の夜は、ハウステンボス内のホテルウォーターマークで床につきます。

2018.11.07 学校行事
【中学】修学旅行(2日目 阿蘇・聖母の騎士修道院)

阿蘇の朝は想像以上に冷えます。それでも、朝食での姿は、男女とも元気で食欲旺盛。何杯もご飯をお替わりし、空っぽになったお櫃を2回も交換してもらう班がありました。さすが成長期の中学年生。

1週間前の天気予報では雨が予想されていた今日ですが、良い方に予報が外れ、快晴に恵まれました。宿舎の休暇村南阿蘇の玄関からは、「こんな綺麗に見られる日はめったにない」というほどの阿蘇山が。あまりの美しさに、思わず記念撮影。

午前中は、阿蘇で自然体験。各自が希望した3つのプログラムに分かれます。       

広々とした公園では、パラグライダーとマウンテンバイク。

強風時には中止になるパラグライダー。今日は風もほどよく、絶好のコンディション。かなり高い位置からの滑空で怖さを感じていた人も、インストラクターのレクチャーを受けて、いざ飛び出せば気分爽快。

阿蘇の高低ある大地を駆け巡るマウンテンバイク。まずは、乗り方の練習で肩慣らし。その後、阿蘇の空気をいっぱい吸い込みながら、力いっぱい草原と山道をこぎました。

公園からバスで20分離れたところにある、エルパティオ牧場では乗馬体験。馬にまたがり、手綱を取り、お腹を軽く蹴ると、それが馬への出発の合図。阿蘇山を背景にした草原をゆっくり回ります。待ち時間には、馬の餌やり体験。馬は食いしん坊です。

 

三者三様で阿蘇の大自然を存分に味わいました。

お昼ご飯は、阿蘇ファームランドでバイキング。水道水は全部地下水という、日本一水の美味しい熊本で育った野菜、名産のだご汁など、全種類を制覇するのは困難なほどたくさんの種類のメニューに圧倒されました。

午後は、阿蘇に別れを告げ、地震の復旧作業がまだ続く道路を通って熊本市内へ。そこから高速道路に乗り、佐賀県を通過して長崎市へ向かう長い旅路。途中、サービスエリアでの休憩を挟みながら3時間半、バスに揺られて聖母の騎士修道院に到着しました。

まずは、ルルドへ。崎浜神父から説明いただきました。本当のルルドはフランスにあります。この泉は、数々の難病を治す“奇跡の泉”と呼ばれます。その説明を受け、多くの生徒が手ですくって水を口に含みました。

教会でも崎浜神父のお話。「修学旅行は、友だちと仲良くすることだけではない。親と離れることで、親に感謝することに気づく。子どもの幸せを願わない親はいない。神様がみなさんの親に子どもをお預けになった」と説かれました。そして、各クラスの代表者が決意表明。日頃の学校生活とこの修学旅行、そして神父様のお話を踏まえて誓いました。最後に、全員で聖歌『平和の祈り』を歌いました。

聖母の騎士修道院を開いたコルベ神父は、仁川学院の礎となった方です。この教会には、コルベ神父の髪の毛が残されていて、ルーペで拡大してしっかりと目に焼き付けました。また、併設されている聖コルベ記念館では、コルベ神父に関連した資料が多数展示されています。売店でキリスト教にちなんだお土産を買う生徒も多数いました。

今夜の宿舎は、長崎市内の観光名所・オランダ坂の隣にある、ホテルニュータンダ。入所式のあとの夕食は、洋食の盛り合わせ。班で上手に取り分けます。もちろん、山盛りのご飯をついでもらうという、もはやこの修学旅行の恒例となったシーンもあちこちで……。

午前中は自然を体感し、午後は仁川学院の礎を学んだ2日目。自然体験で軽傷を負った生徒はいますが、明日以降の活動に影響はなさそうで、全員元気に就寝の時を迎えました。