仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2016.02.23 学校行事
【中学】黙想会を実施しました

例年、中学3年生は高校入試後の時期に、自分の心と静かに対話し、高校生へ向けて自分を見つめ直すために、クラスごとに「黙想会」を行っています。

今年は2月15日、16日、22日に、宝塚にあるショファイユ幼きイエズス修道会にお世話になって行いました。

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少し緊張した雰囲気の中で、真剣に校長先生の講話をうかがう姿からは、学校とはまた少し違った生徒たちの表情をかいま見れました。

午前中は、同じものでも、見方によって感じ方が全く異なるという「パラダイム転換」について学びました。パラダム転換という概念を学んだことによって、自分の思い込みや、当たり前だと思っていた出来事は実は当たり前ではないということに改めて気付かされました。また、「自分とは何か」ということについて改めて考え、生徒達にとって一番身近な話題である「友人とはなにか」ということについて校長先生から色々と心動かされるような講義を受けました。校長先生からの胸に響くメッセージを生徒達は関心をもって聞いていました。

午後からは、中学校生活の締めくくりとして、「ミサ」を行いました。厳かな雰囲気の中、3年間を振り返りながら思いを込めて聖歌を斉唱し、校長先生から一人一人祝福を受けました。

翌日には、黙想会で学んだことを、より深め、みんなで共有するために「黙想会の振り返り」を行いました。お互いに気付いたことや、疑問に思うことをグループで話し合って共有し、実りの多い時間を過ごしました。

2016.02.08 学校行事
【高校】卒業生が訪問しました

2月4日(木)立春。関西の私立大学に通う本校の卒業生たちが高校1年生、2年生の特進Ⅰコースの生徒に受験体験と大学生活についての話をしてくれました。先輩達はまず、自己紹介をし、仁川学院時代の思い出や大学生活について話をしてくれました。関西大学の外国語学部に通う先輩は、「高3の1年間は、今までで一番勉強しました。それくらいしないと合格は勝ち取れない!国公立大学に合格したけれども、留学の制度が整っている関西大学を選びました。先月インドネシアから帰国したところです。」と…。この春から関西学院大学へ進学する先輩は、「クラブをしている人は、精一杯クラブをして、引退したら完全に勉強に切り替えることが大切です。」と…。

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先輩達は在学時代の自分の成績を持参して、仁川の先生とのエピソードを盛り込みながら、楽しくそして、受験については厳しく話をしてくれました。そのたびに、生徒の顔は緩んだり、緊張したり…。立春に合格体験記を聞いた特進Ⅰコースの生徒たち。1年後、2年後に君たちが迎える春にも花が咲くように、先輩に続いて目標の志望校合格に向けて頑張って欲しいと思います。

2016.01.08 学校行事
【中学】カルタ会を実施しました

1月8日(金)、6・7校時の仁川タイムの時間を使って、カルタ会を実施しました。

もともと宮中の遊びであったカルタ遊びは、江戸時代の頃から庶民の間で家族が集まるお正月にやるようになったといわれています。本校でも、毎年1月に国語の授業の一環としてカルタ会を行っています。

このカルタ会に向けて、生徒達は冬休みに宿題として百人一首を覚えてきました。

体育館に全校生徒が集まり、各学年毎に8~10人のグループを作って、そのグループの中で札を取り合いました。そして、個人戦として全学年の中で一番多く取った生徒と、団体戦として個人の取った枚数の平均が一番多いクラスを競いました。

 

ルールは散らし取りと呼ばれるやり方で、和歌の「五・七・五・七・七」のうち、下の句「七・七」の部分のみが書かれた100枚の札を各グループの輪の中に置き、放送委員が詠む和歌が上の句から詠まれ始めるとその札を取り合いました。

 

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百人一首の中には、最初の1文字目が「は」で始まる和歌が4首ありますが、1文字目が「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」で始まる和歌は、以下のようにそれぞれ1首ずつしかありません。

らさめの…」「みのえの…」「ぐりあひて…」

くからに…」「びしさに…」「ととぎす…」「をはやみ…」

これを「決まり字」といいます。

 

ほとんどの生徒は、下の句が読まれてから札を探していましたが、中には「決まり字」を知っており、上の句が詠まれるとすぐに手が動く生徒もいました。カルタを取り合う中で、楽しみながら交流を深めていました。この結果は、後日の全校朝礼で表彰されます。