仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2015.11.08 学校行事
【中学】校外学習に行ってきました(1年)

絶好の行楽日和に恵まれた11月6日(金)、中学1年生の校外学習を京都・嵐山で行いました。

ちょうど1年後にある修学旅行へ向けて、いわば予行演習として行う校外学習。今回の経験を生かして、来年は遠く離れた長崎での班別自主研修に臨むこととなります。

嵐山周辺の散策には京福電鉄嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」を利用しました。嵐電は洛西エリアの主要な観光地を巡る足として人気があり、一部区間では道路上を車と併走する路面電車としても有名です。長崎市内での移動も路面電車を活用することとなりますので、まさに予行演習としてふさわしいルートと言えます。

校外学習にあたり、クラスの枠を越えた10の班に分かれて事前学習を行ってきました。 事前学習では、5つのチェックポイントとなる「広隆寺」「山王神社」「龍安寺」「北野天満宮」「車折神社」について、歴史や見所を調べ、時間通りにチェックポイントを回れるように計画を立ててきました。

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最初のチェックポイントとなる広隆寺を拝観した後は、いよいよ班別行動の始まりです。ゴールの嵐山・渡月橋横の中之島公園をめざし、各班ごとに事前に決めた計画表を頼りに散策していきました。

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地図と計画表を片手に、慣れない場所での活動に班員同士が協力しながらチェックポイントを回っていきます。各ポイントではチェックを受け、担当の先生から「指令書」が手渡されます。司令書にはその場所に関する内容の「指令」が記されています。施設をしっかりと見て解答を考える様子があちらこちらで見受けられました。

 

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道を間違えるなどのトラブルもあり、中には時間が足らず予定していたチェックポイントを回れなかった班もありましたが、全班無事ゴールの嵐山・中之島公園にたどり着きました。

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渡月橋を見ながら食べた少し遅めの昼食で、疲れ気味だった表情も一気に明るくなった1年生。全てが計画通りとは行きませんでしたが、1年後の長崎研修では今回の経験を生かしてくれることでしょう。

副校長先生からは、観光地を訪れる外国人の増加に触れる興味深い話がありました。「グローバル」という言葉は知っていてもあまり実感がなかったかもしれません。実際に間近に感じたことで時代の変化を認識できたことと思います。

2015.11.07 学校行事
【中学】修学旅行最終日

11月6日(金)、最終日は班でハウステンボス自由散策です。ホテルから徒歩でハウステンボスへ。クラス毎に記念撮影を行った後、園内散策へ出発です。

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大きく11の地区に分けられる広大なハウステンボスを、生徒たちは約6時間かけて巡り、有意義な時間を過ごしていました。

また、班で相談して昼食場所も考えながら、家族や友人へのお土産もたくさん購入していました。

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15時10分にマリンターミナルへ全員で集合した後は、3泊4日の研修を終え船で長崎空港へ、そして空路で伊丹空港へと帰路に着きました。

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この4日間の修学旅行に向けて、生徒たちは約2ヶ月前から調べ学習、平和学習、しおり作成などの準備を行ってきました。それらの事前学習を通して得られた知識と、実際に目でみて、肌で感じて得られた学びが重なり合い、生徒たちは確実に成長し、仲間との絆を深めてくれたものと確信しています。そして、この貴重な体験の数々を今後の学校生活で発揮してくれることを大いに期待しています。

最後に、添乗員の方々をはじめ、修学旅行中お世話になった皆さま、無事を祈って下さった保護者の皆さま、ありがとうございました。心より感謝いたします。

2015.11.05 学校行事
【中学】修学旅行3日目

11月5日(木)、今日は生徒たちにとって待ちに待った長崎市内自主研修です。朝食後、ホテルを出発し、研修スタートです。

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研修では、生徒たちが事前に班で作成した計画表に従って、世界遺産に登録されたグラバー園や大浦天主堂、日本二十六聖人殉教地、出島、永井隆記念館の5つのチェックポイントを訪れ、最終目的地の原爆資料館を目指します。

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各ポイントで先生方のチェックを受け、事前学習で学んだ施設を見学しました。また、チェックポイント以外の見学場所や昼食場所は班で考え、路面電車を乗り継ぎながら移動します。

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道に迷い、計画表通りに上手くいかないこともありましたが、班で協力して乗り越えることで、全員が無事に原爆資料館へ到着しました。

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全員が原爆資料館を見学した後、隣接する国立平和祈念会館の中にある追悼空間へ移動し、原爆による被害者方々に哀悼の意を捧げるとともに、学年で作成した詩を朗読しそれを奉納しました。そして平和記念公園に移動し、学年全員での写真撮影を行いました。

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夕食を有田ポーセリングパークでとり、宿泊所となるホテル日航ハウステンボスに着くやいなや、夜のハウステンボス内のイルミネーション見学に出かけました。世界最大級、1300万球を超える輝きに、生徒たちから多くの歓声が上がりました。

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今日も大きな怪我もなく無事、研修を終えることができました。

明日はいよいよ最終日。天候にも恵まれそうです。修学旅行最後の楽しい思い出をハウステンボス散策で作ってほしいと思います。

明日の伊丹空港到着予定時刻は18時45分、解散予定時刻は19時15分です。

2015.11.04 学校行事
【中学】修学旅行2日目

11月4日(水)、2日目は朝食を済ませた後は、グループに分かれて体験学習です。バスに乗り込むときには、昨晩の到着時には見えなかった雄大な阿蘇山が広がっていました。

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体験学習では阿蘇の大自然の中で、「パラグライダー」「マウンテンバイク」「乗馬体験」「洞窟探検」といった、普段の都会生活では体験できないことを楽しむことができました。
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その後、昼食をとってフェリーで島原へ。デッキでは、かもめの餌やりも体験できました。

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バスで長崎市内へ向かいいよいよ聖母の騎士修道院へ。到着後、ルルドの泉でのクラス写真撮影。

ルルドとは、南フランスにある地名で、そこに聖母マリア様が現れ、マリア様のお告げ通りに穴を掘るとそこから泉が湧き出し、その水によって難病が治るという奇跡が起こったと言われています。それをモチーフに、日本渡ってきたコルベ神父様が、ここ聖母の騎士修道院のある本河内にもルルドをお造りになられました。

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教会に戻って、平神父様よりコルベ神父様についてのお話を聞きました。コルベ神父様は、聖書の中にある「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」を貫き通しました。みなさんも人に優しく接するということでもいいので、「心の習慣」を貫き通してくださいとおっしゃられました。そして各クラスの委員長よりお礼の言葉を述べ、学年全員で”アーメンハレルヤ”を歌いました。その後、コルベ神父さまについての映像を見たり、コルベ記念館の中を見学しました。

2日目は長崎IKホテルへ宿泊。夕食は長崎名物の角煮などの卓上バイキングスタイル。その後、各部屋で入浴を済ませ、明日に備えて22:30に就寝しました。2日目も、大きなケガもなく無事に終える事ができました。

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今年の修学旅行は、日ごろの行いが良いのか、様々なことに恵まれています。まずはお天気。出発日の前日に雨が降りましたが、ここまで快晴。そのおかげで、強風でよく中止になる体験学習のパラグライダーも、体験することができました。また、暖かい日が続いていたこともあり、冬季期間しかできないかもめの餌やりも、先週まではかもめが全然いなかったようですが、昨日あたりからようやく姿を現し始めたようでした。このまま、いい天気が続いてほしいものです。

明日は、長崎市内班別研修です。最終目的地の平和祈念公園に集合した後は、ハウステンボスに向かいナイトショーを見学予定です。

2015.11.03 学校行事
【中学】修学旅行1日目

11月3日(火)、今日から3泊4日の日程で中学2年生の修学旅行が始まりました。中学校の修学旅行では、コルベ神父様の足跡をたどり、日本におけるキリスト教信仰の歴史を学ぶこと、そして学校・家庭を離れた環境の中で、自分のあり方や責任の負い方、礼儀作法などを学ぶことを目的として毎年、長崎を中心に回ります。

この修学旅行に向けて、生徒たちは原爆や戦争、長崎の街などについて事前学習も行ってきました。仲間との絆を大切にしながら、五感をしっかりとはたらかせて学び多き4日間にしてほしいと思います。

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朝7時30分、新神戸駅に欠席もなく全員が集合しました。出発式にて教頭先生のお話と諸注意、お世話になる添乗員さんとカメラマンさんの紹介を行いました。

そして、いよいよ新幹線に乗り込み出発です。新幹線の中では、同じ車両の一般の乗客の方に「修学旅行生の団体でご迷惑をおかけいたします」という内容のメッセージカードを配らさせていただきました。

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約2時間半で博多駅に到着し、バスに乗り換えて最初の目的地の太宰府天満宮に向かいました。

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ここには学問の神様・菅原道真が祀られています。クラス毎に記念撮影の後は、各自しっかりとお参りをし、お守りやおみくじを購入している生徒も見受けられました。

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続いては太宰府天満宮の敷地内にある、九州国立博物館の見学です。古くから大陸との繋がりの深かった太宰府の地にできたこの博物館では、美術に関する展示の多い他の国立博物館と違い、歴史的に重要な展示を観ることができました。

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バスに乗り込んで太宰府を後にすると、福岡県の南部にある大刀洗平和記念館に向かいました。大刀洗には旧陸軍が東洋一と誇った大刀洗飛行場を含む多くの軍事施設がありました。また、特攻隊で有名な知覧や鹿屋までの隊員の中継基地としての役割だけでなく、実際にこの地からも多く若者が特攻に向かったそうです。

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ここでは、館長さんのお話を聞き、大刀洗にまつわる映像を見た後、語り部の方の詩の朗読を聞きました。語り部のさんのお話に耳を傾けている生徒達の表情は真剣そのもの。改めて平和の大切さを実感ました。

そして、バスに2時間ほど揺られて1泊目の宿の休暇村南阿蘇に到着。

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山間部なだけあって気温は10℃と少し肌寒く感じられましたが、到着後すぐに熱々の黒豚鍋をいただき、体も温まりました。入浴後は大広間にて、九州のことをどれだけの理解しているかを競い合うクイズ大会を行い、見事9班が優勝しました。優勝班には豪華(?)景品が明日手渡される予定です。その後、全員でお祈りをして、班長会で明日の行程の確認後、床に就きました。

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大きな怪我や病気もなく、予定していたプログラムを全員元気に終えることができました。

明日の午前は阿蘇の大自然とふれあう体験学習、そして午後にはフェリーで長崎に渡って聖母の騎士修道院訪問の予定です。