12月4日(金)、コルベ講堂にて鑑賞教室を行いました。
本校では、落語やアカペラなどの本物の芸術を生徒たちに身近に感じて触れあってもらうために、毎年様々な方を招待して、舞台芸術を鑑賞しています。
本年度は、劇団民話芸術座に来ていただき、手塚治虫原作の演劇「雨降り小僧」を鑑賞しました。
本日は期末試験の最終日ということで、2校時まで試験を受けたあと、生徒達は少し晴れやかな気分でコルベ講堂に移動しました。最初に校長先生より、「ここではテストの結果を考えず、舞台を見て楽しみましょう」という言葉を頂きました。
まずは、ワークショップとして本校の生徒4名と教員1名が代表として舞台に上がり、演劇の基礎を体験しました。そして、これから始まる「雨降り小僧」を予告編として、朗読劇をさせて頂き、熱のこもった生徒の演技に拍手が湧き起こっていました。
そしていよいよ本編です。生徒達のほとんどが初めて鑑賞体験する舞台演劇。俳優さん達の迫力や、スムーズな場面展開、演出などに魅せられ、劇中の世界の中へ引き込まれていきました。そして、途中には本校の中学3年生の女子生徒も特別出演させて頂き、80分ほどあった時間もあっという間に過ぎ去ってしまいました。
カーテンコールでは盛大な拍手の中、本校生徒会より花束を贈らせて頂きました。
中学校では2週間後に合唱コンクールを控えており、本日の演劇を通じて「お客さんにみせる」ということを感じ取って、自分たちが舞台上に上がるときにつなげてほしいと思います。またこれを機に、様々な舞台芸術にも興味を持ってもらいたいと思います。